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春、私は医大を卒業した。
そして今、新しい大学病院へ向かっている。
初めての職場で、沢山怒られると思うけど、
それも成功のもと。くじけずに頑張らなきゃ。
「失礼します...」
医局長「おお、君が新しい子か。
耳にはしている。期待してるぞ」
「...はい」
医局長「君は...神山くんとだね。
指導医兼バディとして神山先生についてもらうから」
「わかり...ました」
誰だろ。
でも、指導医だし年配の方なんだろうなぁ
案内された部屋に入ると、若い男の人がひとり椅子に座っていた。
「あ、すいません間違えました」
？「...おぉ、こっちこっち」
「...あ、はい」
？「僕が、神山です。
兵庫から去年、異動してきました」
「...えぇ！？」
神山「わっ、びっくりした〜どうしたん？」
「あ、いや、指導医って聞いてたんでてっきりご年配の方かと...」
神山「俺一応腕はええねんで」
「ほぉ...」
神山「真山さんあれやろ、推薦で医大やろ？
すごいな。まぁ、ゆっくりでええから、焦らずやってこな」
「はい！」
ご年配かと思ったら若いし
厳しいのかなと思ったら超がつくほど優しそうで
これなら問題なくやっていけそう！
神山「あ、一個言うの忘れてたんやけど、
俺な______ねん」
...と、言われるまでは。
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作者名：カルパン2 | 作成日時：2017年10月12日 18時
