5話 宜しくお願いします ページ7
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「速さなら誰にも負けない。」
確かに私には、不死川さんのような怪力はない。
だが強みである速さを加えれば、それを力に上乗せし、不死川さんにも負けないくらいの威力になる。
「ほォ、言うじゃねぇか！
ならこの攻撃にも耐えきってみせろォ！
【風の呼吸】壱の型 塵旋風・削ぎ」
技が来る…！
本気の一撃を打つ！足の筋肉に力を張り巡らせて…
「【雲の呼吸】参の型 おぼろ月夜！」
金属の衝突音が痛いほどに鳴る
あたりに土埃が漂い視界が揺れる
するとビシっと何かが欠ける音と共にパラパラと何かが足元に落ちた。
下を見ると剣が刃こぼれだらけになっていた
両者共に。
「うわぁ…すごいな、さすがは柱。
これじゃ再戦は無理ですね」
「チっ…てめぇ新しく変えたばっかだってのによ」
「お互い様ですよ」
睨みをきかせてこちらを見てくる。
闘志は消えていない
どうやらまだ、やる気のようだ
「これで彼女の実力の証明が出来たね。
両者共に剣を下ろしなさい」
鋭い声音と共に不死川さんが剣を下ろし膝を着いた。
「…申し訳ありません。熱くなりすぎました」
「…！？」
さっきの狂犬ぶりが嘘のようだ
少し引いてしまう
「確かにAの動機は皆が認められるようなものではないだろう。
しかし、Aは鬼殺隊に入って2ヶ月で下弦を討伐し柱になった。実力は申し分ない」
「…2ヶ月で!?」
「時透と同じ…」
「皆、どうが仲良くしてくれると嬉しいよ」
｢「承知しました。御館様」」
驚いていた声が御館様の一声でピタリとやんだ。
(これが鶴の一声ってやつね…)
「…いっとくが、俺ァまだお前を認めたわけじゃねぇからな」
「あぁ、俺もだ。金のために動くやつなど信用出来ない」
不死川さんと伊黒さんは不満ありげに睨んできた
「そうですか、残念ですね」
私の第一印象は最悪から始まったようである。だが私は仲良しこよしをする為にここに来た訳ではない。
有用な隊士やその他諸々の情報。
そしてなにより、産屋敷の居場所を特定する事を目的に入ったのだ。
だからこの状況は大変都合がよかった。
余計な詮索は興味を持たれては、致命的なミスを負いかねないから。
「改めて…皆さん、何卒よろしくお願い致します！」
ニコリと今日1番の笑顔を向けた。
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リートにゃむだ(プロフ) - 叶乃さん» ありがとうございます！！嬉しいです！めっちゃやる気出ました！これからも是非見てくださると嬉しいです！♪ (2023年2月9日 14時) (
レス) id: b781749068 (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - 初コメ失礼します！作品とても面白かったです！内通者って言う設定がとても面白いです…！これからもが頑張ってください！ (2023年2月8日 23時) (レス) @page21 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
リートにゃむだ(プロフ) - ぺぽんさん» ありがとうございます…！凄く嬉しいです！！文才がない私が答えるのも烏滸がましいですが、助詞をなるべく使わない、空白と漢字を使いまくり文章をなるべく短くする。ってことくらいです。読みやすいと言われたのは初めてでテンション上がってしまいました笑。 (2023年2月7日 21時) (レス) @page14 id: b781749068 (このIDを非表示/違反報告)
ぺぽん(プロフ) - こんにちは、物語楽しく読ませてもらっています！ 読みやすく書かれているのに主人公の心情も分かりやすいので続きが楽しみです！ 私も小説を書いているのですが、文章がごちゃごちゃして読みづらく…にゃむださんは書くときに、何か気をつけていることはありますか？ (2023年2月7日 18時) (レス) @page13 id: 83a944f022 (このIDを非表示/違反報告)
リートにゃむだ(プロフ) - 気づきませんでした。報告感謝です！ (2023年2月6日 19時) (レス) @page7 id: b781749068 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リートにゃむだ | 作成日時：2023年2月6日 18時
