47話 ページ7
「じゃあ降谷さん、鍵任せましたよ？」
降谷「あぁわかってる」
珈琲をこぼして新しい服に着替えた私は
急いで仕事に行く準備をする
って言っても今日は警察のお仕事なんだけども。
車の鍵を持って玄関の扉のドアノブに手をかけた時
降谷「行ってらっしゃい」
後ろからそう言われて振り向いた
「……行ってきます(ﾆｺ」
私は扉を開けて家を出た
タイミングよくエレベーターが来たから乗った
そのエレベーターの中で私は思った
誰かに行ってらっしゃい、と言われるのは久しぶりだと。
長く一人暮らしをしていると、誰にも言われないからね
それに、好きな人からそう言われたら幸せだ
たぶん、こんなに、幸せだから、バチが当たったんだ
今朝はバーボンって言葉がでたから動揺してしまって珈琲をこぼした
ジンとの話はつい何時間か前の話だったから
今が現実だなんて信じられない
一階について、私は車に乗り込んだ
さぁ先ほどジンとの話を、小鳥遊さんにしに行かねば
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小鳥遊「なるほど、な」
"とにかくお前が殺されなくて良かったよ"と言われた
なんだ、もっと怒られるかと思った
小鳥遊「朝比奈はバレてもまぁ降谷がいるし1人組織から抜けたところでって感じなんだけど…」
"降谷も疑われてるのはさすがに"苦い顔をした
「…そこは私がなんとかします。私が組織にいられなくなっても、降谷さんだけは残せるようにしますから」
小鳥遊「つったってどう((「任せてくださいよ」
「もう、大体の計画は立ててますから(ﾆｺ」
私の笑顔に驚いたのか、小鳥遊さんはびっくりしていた
小鳥遊「はぁ…お前が笑う時は大体無茶する時だぞ」
「よく分かってるじゃないですか」
"死ぬなよ"とだけ言って小鳥遊さんは上に私の事情を報告しに行った
私はそのままある場所へと向かった
それは、"協力者"を作るために。
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桜雪(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。54話のところですね！ (2018年5月14日 1時) (
レス) id: 5715002957 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 誤字がありました。警視庁ではなく、警察庁です。 (2018年5月13日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜雪 | 作成日時：2018年5月9日 0時
