43話 ページ3
ジン「ベルモット、何の用だ」
「何の用じゃないわよ、元々私がロゼを呼び出してたんだから」
その言葉に私は内心驚く。
私はベルモットに"呼び出されて"いない
だがこれは好都合
これ以上ジンといるのは危険だ
ベルモット「あぁ言っておくけど、ロゼはサツじゃないわ」
その言葉も驚きだよ!!!!
なんでベルモットが私なんか庇うんだ?
ジン「なぜそう言い切れる?」
ベルモット「だってそのカフェにいたの、私もだもの」
ジン「ほう……ではなぜお前は警視庁へ行かない?」
ベルモット「重要参考人は1人でいいと言われたのよ。それにロゼが私に気を遣って引き受けてくれたからね」
今、私の頭は混乱している
なぜ嘘の話にベルモットが乗っかってくるのか
なぜ私を庇うのか
あまりベルモットとは面識がないはずだ
作戦で一緒になった事もない
ベルモット「とにかく!ロゼは返してもらうわよ」
「わ!」
ベルモットに引っ張られ私はコケそうになりながらベルモットについていった
ジン「ロゼ!!」
ジンに呼び止められ私は振り向いた
ジン「お前とバーボンがサツじゃないと言い切れるのなら______」
「………!!」
ジン「できるな?」
「………あぁ」
ジン「詳細は後で伝える。」
ジンは笑みを浮かべて私をずっと見た
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桜雪(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。54話のところですね! (2018年5月14日 1時) (レス) id: 5715002957 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 誤字がありました。警視庁ではなく、警察庁です。 (2018年5月13日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜雪 | 作成日時:2018年5月9日 0時