5羽 ページ6
私の部屋も無事完成し
後は帰るだけ…のはず
「どうしてこうなった」
いつの間にかニコのお悩み相談になっていた
ニコ曰く
ニコ「久しぶりなんだから話聞いてちょーだいよぉ！」
と泣きついてきた(嘘泣きだろう)
「……ニコ、お前脱退したのによくここに居るな」
後から聞いた話だが、
ヤモリが死んでからというもの
ニコはアオギリを脱退したと聞いた
ニコ「だってぇ…ここはヤモリとの思い出の愛の巣でもあるしぃ…」
"何より暇なのよ♡"と変態語を喋り理解に苦しむ
エト「新しくナキも入ったんだよー」
足をパタパタとさせどうでもいいようにエトは言った
「ナキ？泣き虫？」
エト「まぁそれもあるね。ヤモリを兄貴って慕ってた弟みたいなもん」
確かにヤモリは兄貴って感じだな
「随分来ないうちに人が変わったね」
"初期が懐かしい"と顔ぶれを思い出した
エト「妖狐は滅多にこないもんねー今日雨降るんじゃない？」
季節は春。そして今は雲ひとつない快晴
「自分から来たくて来たわけじゃないから降らないよ」
と一応保険をかけておく
実は先程から雲行きが怪しい
「……帰る」
スッと立ち上がると
ニコ「ダメよ！まだ私の話が終わってないわ！」
ガシリと片足を掴んで私を行かせないつもりだ
「時間が勿体無い。それに私じゃなくてもいいだろ」
ニコ「やーよ！アヤトきゅんは逃げるしエトとノロはいっつもいないし…」
エト「今日は妖狐が来るって言うから来ただけ〜」
隣でノロも首を振っている
「わかった。話なら後で聞いてやるから」
ニコ「絶対よ！？！？明日も来るのよ！？！？」
「あーわかったわかっ……明日？」
ニコ「言ったわね！私待ってるから♡」
幸せそうな笑顔を向け(キモい)ギューと足に抱きつく
「キモい。離れろ！」
ガツッと足で蹴り上げると何ともまぁ幸せそうな顔。
「とりあえず帰る」
窓から飛び降りて自宅へと向かう
ニコとの会話を思い出し
あんな約束しなきゃよかった、と内心後悔していた
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桜雪(プロフ) - 閲覧、コメントありがとうございます！！！！！！最後までお付き合いしていただいて本当にありがとうございます！！今掲載している「闇ヲ生キルモノ」が完結したらまたアヤト作りたいと思いますのでその時はよろしくお願い致します(^^) (2016年9月13日 22時) (
レス) id: 5715002957 (このIDを非表示/違反報告)
希空(プロフ) - 桜雪さんこんにちわ！とってもキュンキュンしました！最後の方涙腺がやばかったですw新作楽しみにしてます更新頑張ってください！ (2016年9月13日 22時) (レス) id: fa7bc21c50 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(プロフ) - ラビ*赤葦&木兎love*さん» 閲覧、コメントありがとうございます!!!!!!!面白すぎなんて勿体無いお言葉ですorz最後まで応援ありがとうございました！また、どこかの作品でお会いできれば光栄です(^^)本当にありがとうございました！ (2016年4月29日 23時) (レス) id: 5715002957 (このIDを非表示/違反報告)
ラビ*赤葦&木兎love* - おわぁぁぁぁぁぁやばいぃぃぃぃぃ!!絢都君さいこー!かっこよすぎデショw作品面白かったです!ちょっとほんのちょっとでいいのでその文才わけてほしいっスw新作楽しみにしてます！頑張って下さい! (2016年4月29日 22時) (レス) id: 53d3e79461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜雪 | 作成日時：2016年3月4日 2時
