26羽 ページ27
アヤト「さっきのは？」
「隣のおばさん」
ガチャリと部屋の鍵を開け中に入った
「？何やってんの？」
彼は部屋に入ろうとせず玄関に立ちっぱなし
アヤト「………見ず知らずの男普通入れる？」
何を考えたのかそんなことを言った
「寒いから早くしろ」
またもや無理やり玄関に押し込んでドアを閉めた
「ほら、早く」
急かすと彼は渋々靴を脱いで
私の後ろをついてきた
リビングへ案内する道にいろんな部屋を教えた
「んでここがリビング」
"ガチャリ"と開けて彼を中へ通す
アヤト「めっちゃ広っ！！！！！」
"金持ちかよ！"と彼は驚愕
「私の財産なめんな」
カチャカチャとコーヒーを入れ彼に手渡した
暖房をつけてとりあえず服を探しに行こう
「お風呂沸かすから入れ。服はその間に洗濯する」
それだけ言って彼をリビングに残し
服を探しに行った
「ん〜……もはやこれでいいかなぁ」
まぁ女子力の欠片もない私の服
言っちゃえばダル着そのものだ
スウェットに長袖
「(サイズ合うといいけど)」
そんな不安を抱えながら彼がいるリビングへ
「持ってきた…よ」
リビングのドアを開けると
彼は仏壇に手を合わせていた
アヤト「…んぁ？あ、さんきゅ」
何事もなかったように彼は私に気がついた
「礼儀正しいな」
アヤト「一応挨拶しないとな」
立ち上がって私に歩み寄った
「はい。こんなんしかねぇけど」
と彼に持ってきた服を渡した
アヤト「着れればなんでもいい」
彼が言い終わると同時にお風呂が沸いたようだ
「入ってきて？」
アヤト「は？何言ってんの？」
"お前先に決まってんだろ"ポンっと背中を押された
「だから風邪ひくっ((アヤト「それはお互い様。なら一緒に入((「入ってくる」
渋々彼に言い押され
先にお風呂へ浸かった
「…意外と私は大胆なのかもな」
ブクブクと泡を作って
改めて今日を振り返ってみた
今まで一度も誰も部屋に入れた事がない
なのに彼を部屋に招いた
何が原因で私はこうなったんだろう
「……胸が、痛い」
ドキドキと先ほどから太鼓のようにうるさい
この気持ちは一体…？
「あがったらググってみるか」
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桜雪(プロフ) - 閲覧、コメントありがとうございます！！！！！！最後までお付き合いしていただいて本当にありがとうございます！！今掲載している「闇ヲ生キルモノ」が完結したらまたアヤト作りたいと思いますのでその時はよろしくお願い致します(^^) (2016年9月13日 22時) (
レス) id: 5715002957 (このIDを非表示/違反報告)
希空(プロフ) - 桜雪さんこんにちわ！とってもキュンキュンしました！最後の方涙腺がやばかったですw新作楽しみにしてます更新頑張ってください！ (2016年9月13日 22時) (レス) id: fa7bc21c50 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(プロフ) - ラビ*赤葦&木兎love*さん» 閲覧、コメントありがとうございます!!!!!!!面白すぎなんて勿体無いお言葉ですorz最後まで応援ありがとうございました！また、どこかの作品でお会いできれば光栄です(^^)本当にありがとうございました！ (2016年4月29日 23時) (レス) id: 5715002957 (このIDを非表示/違反報告)
ラビ*赤葦&木兎love* - おわぁぁぁぁぁぁやばいぃぃぃぃぃ!!絢都君さいこー!かっこよすぎデショw作品面白かったです!ちょっとほんのちょっとでいいのでその文才わけてほしいっスw新作楽しみにしてます！頑張って下さい! (2016年4月29日 22時) (レス) id: 53d3e79461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜雪 | 作成日時：2016年3月4日 2時
