信じてみない？[キルア]

正体 ページ29

A「いってきます...」

誰もいない部屋につぶやいて、
いつも通り6時半に家を出る。
これが、私の日常。

ところが・・・
ドアを開けると・・・

キルア「おはよ。」

バタンッ

ドアを閉める。
気のせいだな。
絶対そうだ。
まだ、寝ぼけてるんだ。

そう、自分に言い聞かせて
もう一度ドアを開ける。

ゴン「A！！
一緒に学校行こう！！」

銀髪の次はツンツンか...
隣に金髪とメガネが...

私、疲れているんだな...

ドアをまた閉めようとすると、

キルア「閉めるなっ！！」

銀髪が力づくでドアを開けようとする。
全力で頑張ってみたものも、
やっぱりかなうはずなく、
しかたなく、一緒に登校することになった。

てかさ...

A「なんで、私の家知ってるの？」

家の事なんて一言もいってないはずだ。

キルア「あぁ。それは、俺達が
昨日、Aの後ろついてったから。」

お前らか！！
ストーカー？らしき者は。
あれ？でも...

A「私が見たのはスーツ姿の
30代のオッサンだが...」

キルア「え？それ、
マジで言ってる？」

A「うん。」

ｷﾙｱ、ｺﾞﾝ、ｸﾗﾋﾟｶ「ぷっ、あーはっはっはっ！！」

レオリオ「なんだよ�・」(泣

クラピカ「レオリオ、同情するぞ。」

レオリオ「うるせ�・」(泣

はい？
どういうこと？

キルア「俺達４人でついてったんだけど、
レオリオが尾行下手くそで、
Aにバレちゃったんだよ。
だけど、Aに
３０代のオッサンと
間違えられたんだよ。」

あ、なるほど。
確かに、老け顔だもんね。

クラピカ「ところで、Aっていつも、
6時55分の電車に乗ってるのか？」

A「え、まぁ、そうだけど...」

何？

クラピカ「話が盛り上がり過ぎて
駅まで行くのに時間がないぞ！！」

あらら。

キルア「みんな！！走れ！！」

いや、次の電車に乗ればいいじゃん。
わざわざ、55分のに乗らなくても...

この事を言おうと思ったが、
4人が走っているので、
流されて走ってしまった...

そして、ギリギリ
55分の電車に乗れました。

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トンパ

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