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グラウンドの静けさ。
それほど僕にとって気まずいものはなかった。
「……貴女は、一体……？」
「誰、かしら？？」
それを破ったのは雷門のマネージャーさん。
確か木野さんと雷門の理事長の娘さんだっけ。
「とりあえず、話は後にして病院に連れて行った方が良いよね？？」
この場で追及されるとまぁまぁまずい。
何でここにいたが、説明するのが面倒だ。
それに、ボールをカット出来たことも。プレイの癖はもう、覚えてるからね。
「あぁ、そうだな。」
響木監督が僕に同調してくれる。
連れて行った後、そこで事情は聞かれるだろうけど。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜フリーズside〜
本当に彼女は来た。
来ないかと思ってダメ元で姉さんの方にメールしたら来た。この手を使えばいいのか。
それより。
「……痛い。」
随分容赦なくやってくれたなレーゼ達。
あ、僕の正体知らないから分からないか。仕方ない。
ヤバそうなところはバレないようには自然に避けた。避けないと入院コース真っしぐらなのは明白だ。
ちらりと周りを見ると、かなりヤバそうだ。
マックスや少林、それに途中交代した宍戸や影野は例のコース行きだろう。
……分かった？？
すると、クラルテ_____Aと目が合う。
彼女はこちらにつかつかと歩いて僕を持ち上げ肩を組んで救急車まで運ぶ。
そして一言。
「大した怪我、してないよね。
________しーんちゃん？？」
そう、俺の名前は半田真一。
またの名を、涼野……涼野真介。
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桃姫(プロフ) - waiwaichikaさん» ありがとうございます！1日1話更新を目安にしてるので更新は遅めですが楽しみに待っていてくださって嬉しいです。 (2018年7月20日 22時) (
レス) id: 2c31672598 (このIDを非表示/違反報告)
waiwaichika(プロフ) - 続きを楽しみにしています。 (2018年7月20日 17時) (レス) id: 901fc2e49a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃姫 | 作成日時：2018年7月13日 8時
