モブヤンキーの逆襲 tk × in

・ドS兄弟 # ページ47

伊野尾side





俺の上からどいて、まだ鳴るスマホを確認するたかき




「だれ？」


「弟、ゆーり」


「いいよ出て」


「····おう」





たかきはちょっと気まずそうな表情を見せて、ベッドの端に座ると電話に出た



まあたしかに盛り上がってたし、入れそうだったし、タイミング的には悪かったかもだけど





「もしもし、＿＿あー、うん。＿＿＿ふふっ、そうそう」





ベッドに座ったたかきは、なんか楽しそうにおしゃべり


その背中を眺めてたけど、身体はぽっぽしたまんまだし、俺に構ってくれないし、さみしい




ということで、ちょっとイタズラしよう





うしろからぎゅーっと腰に抱き着いて、ちゅっちゅキス攻撃


初めて付けたキスマークは、上手く付かなくて薄かった





「うん、うん＿＿＿＿」


「えっ、」





電話は耳に当てたまま、こっちへ体を捻ると顔を上げられてキスされた


音が出ないように、でも角度を変えて何回も





「ん、···ばかっ、ぁ」





小声で抵抗したのに、さっきのようにまた押し倒されて腰を少し持ち上げられる



待ってダメダメ、電話中じゃん·····！





「んっ、んん！」





慌てて口を抑えるのと同時に、勢いよくナカに入ってきたたかきのモノ



やばいっ、声でちゃうって···！






「うん、＿＿＿いいよ、今代わるわ」


「へぇっ？な、なに」


「ゆーり、慧といるっていったら話したいってさ、ほら」





突然動きが止まると、スマホを目の前でぷらぷら、画面には通話中の文字



恐る恐る受け取って、耳に当てた





「もし、もし」


『いのーさん、初めましてで失礼ですけど、もしかして今やってる最中？』


「え、あ、いや、···っ、！」


『ねぇ、雄也がどんな風に抱いてるか実況してよ』





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