Ep.10 ページ10
伊野尾side
教室に戻ると、俺は嫌な予感を瞬時に察した。
何かが、おかしい。
『なぁお前、有岡とどういう関係なわけ』
そういうことか、
俺と有岡大貴の関係のせいで、俺をいじめる方向でクラスが一致団結したってことね。
「別に」
『別にじゃねぇーだろ！』
怒号と共に蹴り倒された机。かろうじで、それは誰も使ってなかったヤツだけど、次は俺だ。
まぁ別に、関係ないわけではないけど、こんなことで怒るやつはほっといたほうがいい。
クラスの奴らを無視して授業の準備をしていると、有岡大貴と仲のいい一人が俺の前に現れた。
『お前、有岡と付き合ってんのか』
全く、男女関係なく色恋沙汰には敏感なんだな。
教科書を置いて、俺は目の前のヤツを睨んだ。
「お前なんかに関係ないだろ」
あーあー、俺の幽霊ポジションがどんどんなくなってくー
どんどん目立ってくー
『てめぇ、有岡は俺らのもんだぞ。お前みたいな根暗なヤツが関わっていい相手じゃねぇんだよ』
めんどくせーめんどくせー
そんなこと誰が決めたんだよ。てか、俺だって好き(まだ)で関わってるわけじゃないし
無視していると、今度は胸ぐらを掴まれて立たされた
『てめぇ何無視してんだよ』
「‥‥‥ちょっと！何してんだよ！」
睨み合っていると、張本人 有岡大貴がやってきた。
あぁーこりゃあもっとめんどくさいことになるかもなー
よし、これ以上続くのはごめんなので、俺がひとつ大人になってやろう。
有岡大貴の肩を抱くと、2人で教壇に立ち、俺はマスクを取った
「いいかよく聞けお前ら。大貴はお前らのモンじゃねぇ。もう俺だけのモンになったんだよ。大貴に関わるな？笑わせんじゃねぇよ。お前らこそ、俺の大事な大貴に手 出したりしたら容赦しねぇからな」
「えぇ、ちょ、伊野ちゃん‥‥ｯ！！」
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ありにゃー(プロフ) - ナギ.×さん» 更新ありがとうございます！ものすごい嬉しいですっ！これからも頑張ってください！ (2017年8月28日 17時) (
レス) id: 133c307b24 (このIDを非表示/違反報告)
ナギ.×(プロフ) - ありにゃーさん» この作品を含め、私の他の作品も読んでいただきありがとうございます！待たせてしまってごめんなさい。近々また更新し始めますので、頑張りますっ！ (2017年8月23日 1時) (レス) id: 67a4974db5 (このIDを非表示/違反報告)
ありにゃー(プロフ) - こんにちは！最近更新されていらっしゃいませんが大丈夫ですか？大ちゃん総受けの小説も伊野ちゃん総受けの小説も読ませていただいてます！更新待ってます！頑張ってください！ (2017年8月22日 9時) (レス) id: 133c307b24 (このIDを非表示/違反報告)
ナギ.×(プロフ) - カレン×ミアさん» 長らく離れてしまいましたが、近いうちに必ず更新します！コメント本当にありがとうございます。 (2017年5月15日 19時) (レス) id: 67a4974db5 (このIDを非表示/違反報告)
カレン×ミア - 何かあったのですか...？頑張ってくださいねっ！！！私はずっと待っています(*^_^*) (2017年3月19日 16時) (レス) id: 85e3c79c69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナギ.×
| 作成日時：2017年1月4日 0時
