てみじ依存性発症

S系男子 （テオくん） ページ7

あなたside
( 付き合ってる )


『S系男子ってかっこよくない？』

テ「なに、突然」


私の言葉にテオくんは ふにゃぁっと笑う


テオくんは ... Sっ気 全然ないよなぁ。



『 いや、S すごい好きだなぁって』


テ「 なにそれ、 さあやいじめられたいってこと？」


『 え、そ、そういう意味じゃなくてさ、』

いつもと違う 低い声のトーン に びっくりして顔を上げた時にはもう遅く、

テオくんの顔は どんどん近づいてきていた

『 テ、テオ くんっ、』


『 ... ひゃっ、』


突然 耳に息を吹きかけられて ビクッと体が反応する


テ「 耳 弱いんだ？」


『 ... やぁっ、耳元で っ、喋んないでよ』

それでもテオくんは 耳元で吐息混じりの声を出す

テ「耳弱いなんて 俺聞いてないんだけど」


テ「俺に隠してたの？耳弱いこと」


『 ちがっ、』


耳を抑えようとした 手は すぐに テオくんに捕まって抑えつけられた

テオくんの声が 頭に甘く響いて

おかしくなりそう 。


『 もうやだっ、はなして、』


テ「 いじめられたかったんじゃないの？」


『 だからっ、わざわざ 耳元でっ、』


『 ひゃっぁ、』


リップ音が耳の近くで聞こえたかと思えば、テオくんの舌が私の耳をゆっくりと這っていた


テオくんの舌が動く度に体がビクビクと反応してしまう


『 んっ、 ぅぁっ、やぁっ、だ、』


自分の声がいつもと違っていて、恥ずかしい。


嫌だ って抵抗しようとしても 体に力が入らない



テ「 かーわい、」


やっと やめてくれた テオくんは満足そうに笑った




『 ばかぁ、もうやだ 、恥ずかしい』



自分でも顔が熱くなるのがわかって 思わず手で隠す




テ「 なぁもう可愛すぎ、もっとしたくなっちゃう」



『 ふぇっ、な、んでっ 、』



テ「 その反応。可愛すぎて」



テ「もっといじめたくなる、」




テオくんは 実は 隠れ S だったようです ___。



S系男子／テオくん
終わり

作者より→←王子様（みやかわくん）

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