デビューを夢見るヨジャマンネ (ページ1)

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キーンコーンカーンコーン

YR「あー、やっと終わったー！」

『明日から春休みだー！！』

学校の友達、ユリと喋りながら帰る

私たちはいま、中学2年生の14歳

春から3年生ね！！

YR「そーいえば、Aあの件はどーなったの？」

『んー、まだ決めてないんだよね…』

そう、私の夢はアイドルになること。

だからまずは練習生にならなくちゃいけないんだけど、中々会社が決まらない

春休み中にいろんなところ見てみるか！

『てか、それより明日大会なんだけど！！』

そう！明日はダンスの大会なのです！

小学生から習ってきたダンスで、何回も大会出てるんだけど、まぁ惜しくも2位とか3位とか…

YR「そうじゃん！頑張ってこい！』

『でもどうせ1位取れないし…』

YR「1位取ってきたらアイス奢る」

『よっしゃ、やるか←』

YR「いや、単純かよ」

なんか聞こえたけど、アイスのために頑張ってきます！！！()

大会当日

『ふぉおぉお！緊張するぅぅぅう！！！』

とうとう大会当日になりました

やっぱりみんな上手い…

いやでも私もアイスのためにやるしかねぇ。

そしていよいよ私の番

MC「続いて！〇〇ダンススタジオから～、Aさんのダンスでーす！！！」

私はステージの真ん中に立つ

シーンとした会場の中、私はスイッチが入る

音楽が流れ始め、最初はゆっくり静かに。

だんだんリズムが速くなってくるのに合わせ、激しくする

そして、何もミスなく踊りきった

最後のポーズを決めたときたくさんの拍手がおこる

私はこの時が一番気持ちいい

そして、ステージから降りてそのあとの人のダンスを見たあと、結果発表

まずは3位からの発表

これで私呼ばれたらアイスがッ

ドキドキしたけど、呼ばれなくてホッとした

MC「続いて～、2位の発表です！！」

私は心の中で呼ぶな呼ぶなと言いながら願う

すると、これまた違う人が呼ばれた

あれ、これもしかして私1位？！

きたこれアイス確実だな

『ぐふふふ』

気持ち悪い笑い声出したあと、1位の発表

MC「最後に！1位の発表です！！

1位の方は～、、、、、〇〇スクールの〇〇さん！！！！おめでとうございますー！！！」

あれ、？

私じゃない？うそん

まさかの3位以内入らなかった？え？

結構自信あったんだけどな…

くそ、アイスが←