また明日。《4》

♯195 ページ45

祭「本当にごめんね？」


樹「絶対冷やした方がいいよ」


祭「うんうん！！あ！エステ連れてってあげる！ケアしてもらお？」


A「ありがとうございます。でも、大丈夫です。本当に」


陸「本当にごめんね？」


A「………大丈夫」


樹「これ以上焼けないようにしないとね？」


A「うん、もう焼かない」


祭「樹くん、優しいねぇ……あ、そうだ！花火大会一緒に行こうよ！！浴衣着て(笑)」


A「……花火大会……」


祭「あ、陸の甚平うちにあるよ。たまにパジャマ代わりに使ってるけど」


陸「何であるんだよ(苦笑)てか、着るなよな」


祭「知らないよ！！陸が脱いだんでしょ(笑)ね、樹くん。Aちゃんの浴衣見たいよね！？」


樹「すみません、俺一緒に行きたくないんで。二人で行きたいから誘って二人で行きます」


祭「キャー！聞いた！？ねぇ陸、聞いた！？」


陸「聞いたようるさいなぁ(苦笑)」


樹「………Aちゃん、用意できたから食べよ？(笑)」


A「うん(笑)陸くん、タオルありがと」


陸「あ……うん」


A「お腹空いた……いっぱい食べよ(笑)」


樹「何焼く？肉？海鮮？」


A「エビ食べたい！」


樹「エビね！いっぱいあったから焼こ。俺も食いたい(笑)」


まだまだお昼過ぎたばかり
長いな、一日……
最後まで、乗り切れるのかな

陸くんと祭さんを見るのがどんどん辛くなっていく


樹「さっきの話だけど……花火、一緒に行ってくれないかな。今度は二人で」


A「二人で……？」


樹「そ、二人だけで」

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