また明日。《4》

♯194 ページ44

陸「前にさぁ、祭のスマホから買い物して、支払いは俺のカードで決済して。その時に祭がスマホに俺のクレカ情報登録しちゃって。そっから勝手に買ってバンバン届く(苦笑)」


祭「私のは何も買ってないからいいじゃん。陸に使って欲しいのだけしか買ってないよ？」


A「もうそれは……嫁なんですよやってる事が(笑)」


祭「やだー、もぅやめてよね〜(笑)」


陸「全っっっ然そんなんじゃないよ！？(汗)」


祭「そ！ただ陸にいい物を使って欲しいだけだよ(笑)普通のことじゃん(笑)」


A「そうですか(笑)」


“普通のこと”なのかなぁ……？


祭「あ、そうだ陸。そろそろお酒届くと思うよ」


陸「酒？あ、もしかしてあの焼酎！？」


祭「そうそう(笑)やっと入荷してた。感謝してよねー、こまめにチェックしてたんだから(笑)」


陸「やった！サンキュー(笑)」


これ、何見せられてんだろ？


A「陸くん、これやっぱり返すね」


バスタオルを陸くんに渡した
こんな話を聞いて、まだ使ってられる程心が広くない


陸「え？いいのに、使ってて」


A「自分のあるから(笑)」


陸「えっ、待って！その背中どうしたの！？｣


陸くん達から離れようと思って背中を向けると、陸くんに呼び止められた
そんなに赤くなってる？？確かに痛いけど


祭「わぁ〜真っ赤！！」


樹「貸したからでしょ。誰かさんに貸したから自分の分足りなくなったんだよ」


陸「え……祭？ごめん、俺が言ったから…祭持ってなかったの？」


祭「うん。無いなら無いって言ってよ〜！ごめんね？」


A「無いって言えない私が悪いから大丈夫です(笑)」

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