また明日。《4》

♯186 ページ36

陸くんと祭さん

とてもとても、どえろい雰囲気を醸し出したお二人……
樹くんが“お似合い”って言ったけど、激しく同意してしまう


A「隣に並びたくない……スタイル良すぎ」


樹「…下品だよね……俺は無理だな(苦笑)」


壱馬「俺もパス」


慎「ああいうのが、陸さんウケするんだよな〜……」


私が祭さんと同じ歳になったとしても、あの色気は絶対身に付かないんだろうなぁ…


陸「Aちゃんの水着可愛いー(笑)」


A「ありがと……(笑)」


小さい子供に言う“可愛い”と同じ感覚なんだろうなぁ……


壱馬「あ。車の中に浮き輪忘れた。A着いて来て」


A「私ですか？｣


壱馬「あれ、Aの浮き輪やもん」


A「私の？分かりました(笑)」


何としても、陸くんと祭さんを2人にするのを阻止したかったけど……長谷川くんに、見張ってて！ってお願いして壱馬さんと、車に戻った


A「お腹空きません？早くお肉食べたいなぁ(笑)」


壱馬「おにぎりじゃ腹膨れんもんな(苦笑)」


A「でも、美味しかった。ありがとうございます(笑)」


壱馬「……なぁ……俺にも普通にしゃべってや。俺だけ敬語やし、壱馬“さん”やし……距離感じん？」


A「何となく壱馬さんは最初の印象がちょっと怖かったから」


壱馬「怖ないって(苦笑)」


A「はい(笑)壱馬さんの事知ったら全然違った。最近は可愛いって思ってます」


壱馬「はぁ？」


A「嘘です(苦笑)すぐケンカ吹っ掛けて来るけど、優しいなーって思ってます。だから、敬語やめますね。壱馬さんって呼ぶのもやめますね(笑)なんて呼びましょ？」


壱馬「何でも……ええけど……」

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