また明日。《4》

♯174 ページ24

壱馬さんの、さっっぶいボケを2人でスルーしたけど、いつもならそこで盛大に突っ込んでくるはず。はずなのに、何故か今日は…


壱馬「えっ…いや何かごめん…しょーもないことしか言えんで……」


とか言って、大袈裟に落ち込むから、長谷川くんと二人でその後のフォローが面倒くさくて
2人でスルーするのはやめようって決めた


A「本当に壱馬さん怒らないね？どうしたんだろ……やっぱり疲れてるんだね……」


慎「いやー、そういう訳じゃないと思うけど…(苦笑)」


迎えの車が到着して、車に乗り込んだ


A「おはようございます(笑)」


樹「おはよ(笑)隣座って(笑)荷物こっち置けるよ」


A「ありがと(笑)」


祭「おはよー！！水着持ってきた？忘れてない？」


A「持って来てますよーさすがに忘れないです(笑)」


陸「……おはよ(笑)」


A「……おはようございます(笑)」


一先ず普通に挨拶出来たかな？？


一番後ろの席は陸くんと祭さん
真ん中の席に私と樹くん
一番前が壱馬さんと長谷川くん


樹「朝早いけど起きられた？」


A「昨日ね、全然眠れなくて、変な時間に眠れそうになったんだけど、多分そこで寝たらもう起きれない！って思ったから起きてた(笑)」


樹「寝てないの？え、大丈夫？朝飯食った？酔い止め飲んだ？海大丈夫？溺れちゃうよ？(汗)」


A「全然大丈夫だよ〜(笑)結構オールとか普通にしてるよ？課題とか徹夜でしてるから全然平気！」


樹「ホントに？でも、溺れたら大変だから、着くまで寝てていいよ。肩、凭れていいから(笑)」


そう言って、私の頭をそっと樹くんの肩に凭れかけさせた


A「えっ、いいよいいよ(汗)樹くん、重いでしょ！大丈夫、起きとくし！寝たとしてもこうやって下向いて寝るから」

♯175→←♯173

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す