癒し係の昔話1.5 ページ12
。
莉犬side
『まず初め。ここがえっと…君の部屋』
｢ぼく、るぅとです｣
『るぅと。よろしくね』
お姉ちゃんはるぅとくんのほっぺをふにふにした。
｢おれりいぬ！｣
｢おれジェルー！｣
｢ぼく、ころん｣
｢ななもりです｣
｢さとみです｣
『私はA。お姉ちゃんでも姉ちゃんでも、好きに呼んでいいからね』
俺ははーい！と言って手を挙げた。
𓆩❤︎𓆪┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈𓆩❤︎𓆪
『はい。じゃあ全部の部屋も教えたし、私はご飯作ってくるね。自分たちの部屋で遊んでな』
そう言って姉ちゃんは階段を駆け下りた。
｢るぅとくんどうするー？じぶんのへやいく？｣
｢ぼくひとりでいくのいや。りいぬいっしょにいこ｣
｢うん！｣
｢おれもいきたーい｣
｢ぼくも！｣
｢さとにいとななにいはいく？｣
｢俺らはいいや。みんなで遊んでてね｣
さとにいがななにいと一緒に部屋に入っていくのを見て、俺らもるぅとくんの部屋に行った。
部屋の中には既に机と椅子のセット、ベッドがあった。まだ俺らのサイズにしては大きいが、先を見越してのことだろう。
｢じゃあたたかいごっこしよ！｣
｢じゃあぼくとるぅとくんがチームね。ジェルくんとりいぬくんがおなじチームだよ｣
｢じゃあいくで？よーいスタート！！｣
戦いごっこと言っても、捕まえてくすぐりあったりするだけ。でもやっぱり俺的には、単純な遊びが1番盛り上がるんだ。
そろそろみんなも遊び疲れた頃、ドアがノックされた。
顔を覗かせたのは姉ちゃんだった。
『みんなー？楽しかった？そろそろご飯だから1階に行こう』
元気に返事して一目散に階段へ向かった。けど、慣れない階段はちょっと怖かった。
一段一段、壁に手を当てて時間をかけて降りた。リビングにはもう料理がセットされていた。
俺の席の前にはお母さんが座っていた。
｢これなぁに？…おかあさん｣
｢あら莉犬。これはね、グラタンって言うのよ｣
初めて食べるグラタンは、熱くて柔らかくて美味しかった。しばらくして、お父さんがさとにいに尋ねた。
｢さとみ、お前、勉強は得意か？｣
｢え？あ、べ、勉強ですか…。まあ、多分それなりに…？｣
｢ははは。緊張しなくていいぞ。家族なんだからな。敬語は使わんでいい。ななもりは？｣
｢お、俺も…多分。平均よりは高い……。｣
｢そうか。いきなりですまないが、お前たちには学年で1･2を争う優秀な子になってもらいたいんだ｣
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赤い果実推し(プロフ) - えシンプルに疑問なんだけどなんでみんな続編の方に移動しないの…？泣くんだけど🥺びえぇぇぇぇぇぇ！ (8月7日 21時) (
レス) id: e74b3194bc (このIDを非表示/違反報告)
赤い果実推し(プロフ) - 叶乃@相方らぶちさん» 叶乃ちゃーん！！ありがとうっ！！テストがいい結果でモチベ高いから更新も頑張るよ！！コメントもありがとうね！ (6月20日 13時) (レス) id: e74b3194bc (このIDを非表示/違反報告)
叶乃@相方らぶち(プロフ) - 果実ちゃん！！テストお疲れ様〜！！100人突破もおめでとう…！！更新頑張ってね！！ (6月19日 13時) (レス) @page45 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
赤い果実推し(プロフ) - 叶乃@相方らぶちさん» わぁぁありがとおおおおぉ！うん、兄弟みんな必死になって頑張ってもらうよ笑でもまだクライマックスまで遠いぃぃ (5月31日 6時) (レス) id: e74b3194bc (このIDを非表示/違反報告)
叶乃@相方らぶち(プロフ) - 果実ちゃぁぁぁん！読ませてもらったよぉぉ！6人とも頑張れ〜！！夢主ちゃんのこと頑張って守るんだぁぁ（？）！ (5月31日 4時) (レス) @page44 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤い果実推し | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/stprlo/
作成日時：2023年3月22日 18時
