仮面のなかの顔【stxxx】【stpr】

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紫side

そしてそれぞれ、服を選びにステージを出ていった。

ちなみに、メイクが終わるまで服は見れない。
服を着た上に、Aクロスを着る。

ほら、よく美容院にあるやつ。
それを着てステージに出てきて、メイクして、じゃじゃーんってするんだよ。

そこで俺はふと気がついた。
Aちゃんの服見るのって、何気に俺らは初……？

いやいやだってさ、学校では制服でしょ？

家ではエプロンずっとエプロン。ちょっと時代を感じるけど。

服、どんなの着てくるんだろ……


やばい気になる。


司会「それでは、5人の着替えが終わったので、メイク編に移ります！」

いつの間にかステージには5人が戻ってきていて、
一人一つある、ドレッサーの前で
メイク道具を手に取っていた。

4人がファンデーションを手に取る中、
Aちゃんはハサミを手に取った。

黄「え？ハサミ？」

Aちゃんは、髪を結んでいたゴムをとり、









ジョキンッ

一気に髪を切った。







司会「おーっとここで華さん！髪を切ったぁ！！！」


ショートカットになった髪は不格好で、
斜めになってしまっている。

しかし慌てることなく、Aちゃんは
整えていく。するとあっという間に左右対称にした。

また、長かった前髪も…

チョキンッ

切った。そして、初めてあらわになったその瞳は……











、








大きなガラス玉のような、透明に輝いく水色だった。

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