「生きていた」って笑顔で吠えて

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練習が終わり、片付けと掃除も終えて、部室に戻るとき




花「サンチューって3年だよな？」




突然花巻さんに声をかけられた



『そうですよ』



身長のせいでそう見えないのかな
それとも敬語だからか



花「もうバレー部みたいなもんなんだし、敬語やめないの？」



花巻さんかそう言った瞬間



及「それ！ホントそれ！」



及川さんが参戦してきた



『たまに外れるときあるじゃないですか。

それでよくないですか』




及「まだ知り合い以下だと思ってるの？」



『それは思ってませんよ』



花「まぁ、ゆっくりでも外してってくれれば」



花巻さんはそう言ってくれたが



及「今から！やめよう！」



食いぎみで及川さんは言う

どうしてそんなに敬語じゃなくしたいのかわからない
知り合い以下だと思っていないという俺の言葉を信じられないからか？


そんなことを思っていると

遠くから


松「おーい、花ー及川ーサンチュー」


岩「部室行くぞ」



松川さんと岩泉さんに呼ばれ


花「いま行くー」



『今行きます』



松川さんと岩泉さんに返事をして

未だに「どう思ってるの」などと言う及川さんの方に顔を向けて




『みんなのことは、知り合いとも友達とも思ってない。







それ以上だと思ってるよ』



敬語は時々取るようにしますね、と言って松川さんたちのもとへ行った









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山中が去ったあとの会話






及「マッキー聞いた…？」



花「知り合いとか友達以上って言ってたな」



及「…ってことは……恋仲」



花「部室行くぞー」



及「えっちょっと待ってよ！」




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