検索窓
今日:19 hit、昨日:1 hit、合計:55,298 hit

^ ページ28

+山中side





用意された夜ご飯はお二人がいたおかげで、残すことなく完食できた


今は後片付けを全て終えて、また温かいお茶を3人分淹れ食事のとき同様にテーブルのそばに座っている

このお茶を飲み終えたら帰るそうだ




及川さんと岩泉さんが会話しているのを横で聴いていると、



及「あ、ねぇサンチュー」




『なんでしょう』




及「部活、どう?」




そういえば今日はその話されてなかったな

いつも通りの表情でいつも通りに聞いてくる


もう聞く側の及川さんも聞かれる側の俺も慣れたものだ



岩「あんましつこくするなよ」


岩泉さんは俺を気遣ってか、そのように言ってくれた

たしかに一般では しつこい 部類に入るのだろうけど、でもここまで諦めずに誘ってくれた人はいない、というよりそうそういない

必要とされてるのかはわからないけど、こんなに誘ってくれて、嫌に思う人もそうそういないと思う

まぁしつこいと感じる人もいて、その人的には嫌なのかもしれないけど、
少なくとも俺は、嫌ではない、迷惑でもない




『…考えときます』



俺がこたえると、及川さんは驚いたような顔になり




及「断らなくなった!進歩した!」



声は大きめでそう言った



岩「こいつがあまりにもしつこいからか?」





『いえ。しつこいだなんて思ってませんよ。

ただ今日こうしていろいろお話してみて、お二人と一緒のことをしてみたい…と思ったからです』



岩「…そうか」



及「良い方に考えてね!」



『そうですね。


でも入るとは言ってませんからね』



及「わかってる!」



及川さんはそう言ってお茶をぐいと飲み



及「よし、帰ろうか」



岩「そうだな」



お二人は鞄を持ち、立ち上がった




及「お茶もご飯もごちそうさま、美味しかったよ」



岩「突然俺も来て悪かったな」



『いえ、来てくださって嬉しかったですよ』





玄関で、お二人は靴を履いて及川さんはドアに手をかけてこちらを向き



及「お邪魔しました〜、また来るね」



そう言って外へ出た




岩「じゃあまた明日学校でな」



岩泉さんも外へ出た


俺も靴を履いて、ドアから顔を出してお二人を見送った


姿が見えなくなり、室内に戻ってドアを閉める



今日はいろいろあった
ちゃんとしたご飯を作るのも久々だったし、人
を部屋にあげるのも久々




いろいろあったけど




『(楽しかったな)』







いつかふたりに話せるときが来る、そんな気がする





______+

^→←^



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
67人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 男主 , 青葉城西   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

舞蹴(プロフ) - 777さん» いえいえ、いいじゃないですか裏キュー!センスなくないですよ!あと物凄く遅くなってすみません!!!! (2018年6月23日 20時) (レス) id: 48742049bc (このIDを非表示/違反報告)
777 - 舞蹴さん» 裏話 ハイキュー 略して裏キュー センスねぇーw (2015年6月27日 20時) (レス) id: 1bd62eb53b (このIDを非表示/違反報告)
舞蹴 - 777さん» 777さん!いらっしゃいませ笑 裏話 ハイキューのあれって言ったのは、本当に言葉が出てこなかったからです。記憶力乙← こんな地味に作った方にも来ていただいて、本当に嬉しいです。ありがとうございます! (2015年6月6日 22時) (レス) id: 20c16e4762 (このIDを非表示/違反報告)
777 - 呼ばれてないのにじゃじゃじy(( こっちも来ました ハイキューのあれの意味が調べてようやく分かった人です 分かって良かったのかな? 更新楽しみにしてます^^ (2015年6月6日 17時) (レス) id: 1bd62eb53b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:舞蹴 | 作成日時:2015年6月2日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。