「生きていた」って笑顔で吠えて

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+No side





山中と別れ部室に来た及川と岩泉

帰宅の準備中、及川は岩泉に質問をした




及「ねぇ、休憩中にサンチューとなに話してたの？」



岩「バレーのこととかお前のこととか」



及「俺のこと？俺が今日もカッコいいって？」




ニヤニヤと笑みを及川は岩泉に向ける
だが、岩泉はそれを無視して



岩「お前、もうしつこく山中の教室行くのはやめろ、迷惑だ」



及「サンチューがそう言ったの？」



岩「言ってはいねぇが、どう考えても迷惑だろ」



そう言う岩泉に及川は、いつもの表情はなく、真剣な顔で


及「やめないよ。

サンチューが入ってくれるまで」


そう言った



岩「…どうしてそんなにあいつにこだわるんだ？」



及「まぁ理由はいろいろあるけど、ひとつ言うなら面白いから」



及川のその言葉に岩泉は黙った

その沈黙を及川は不思議に思い



及「え、なに」




岩「それ、本人にも言ったのか」



及「面白くなりそうだからとは言ったね」



岩泉は少し呆れた表情で

岩「それでよく入ってくれると思ったな」


と言うと、



及「あいつは入る、絶対に」


今度は 怖い と言われるようなそんな表情で言う及川



岩「…あんま迷惑なことはすんなよ」



及「わかってるよ」



そんなことを話して、ふたりは解散した




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