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「そういえばさ、Aちゃんの彼氏って
キスマーク付けないよな」
「そういうの嫌いな人なの」
「ふーん。俺は付けたいけどな、」
「なんで？」
「離れてても俺のこと思い出してほしいじゃん？」
「何考えてんの？」
「彼氏のこと」
「俺といるのに？」
「少しぐらい許してよ」
「許すかよ」
深いキスが訪れる
そのあとゴロゴして
ふたりの時間を過ごしてたら
彼のスマホが鳴る
「真美だ……」
「静かにしてるね」
ごめんって言って電話に出た
「うん。うん。分かった、今から帰るから待ってて」
奥さん優先の彼に苦しくなる
分かってるよ
奥さん大好きだもんね
電話を切って眉を寄せて
「ごめん、帰るわ」
「謝る必要ないよ、
奥さんに呼ばれるなんて良かったね」
「そうだな」
着替えて急ぎ足で帰った
行ってしまったあといつものように号泣
水飲んで落ち着いたと思ったのに
また涙が溢れる
「うわぁーん、、」
心から苦しくて泣き叫ぶ
「Aちゃん！？どうした？
何泣いてんの？何があった？大丈夫？」
なんで、、なんでいるの？
聞きたいのに涙が止まらない
「大丈夫？」
抱きしめてくれて背中を摩ってくれる
「奥さん、、の、とこ行かなきゃ、、、」
「ほっとけない、
真美なんて気にしなくていいから」
彼が奥さんじゃなくて私を優先してる
奥さんとこに行きたいはずなのに
私が邪魔してる
「ごめん、ね、、奥さんのところ、、行ってあげて」
「いいから、ずっと側にいるから
もっと泣いていいよ？
何があったのか分かんないけど
辛い時は泣くのがいいよ」
「私は、だいじょ、ぶ、行きなって」
更に強く彼の腕に力が入る
彼のぬくもりでまた涙が出てくる
もう、止まってよ
せっかく、、せっかく奥さんが彼に会いたいと思ったのに
彼のチャンスなのに私が潰すなんて嫌だ
結局私が完璧に落ち着くまで一緒にいてくれた
「なんでここにいるの？」
「財布忘れて取りに来たら鍵空いてるし
泣いてるし、、本当に大丈夫？」
「大丈夫、もう奥さんのとこ間に合わない？」
「いいんだって、俺がいなくても真美には
不倫相手がいるわけだろ？」
「私だってあなたがいなくても
彼氏も友達もいるよ」
「呼ばないくせに、どうせ強がってひとりで泣くんだろ」
そう言われると……
「部屋着貸して、泊まる」
「帰んなさい」
「不倫相手と鉢合わせは嫌だ」
そっか、、
「今出すね」
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薫(プロフ) - さこさん» プロポーズで終わりにしようと思ったんですけど書いちゃいました♪幸せそうと思って頂けて嬉しいです！Rなんてありましたね！懐かしいです！無事完結を迎えることが出来ました！応援してくださってありがとうございます！ (2019年11月12日 20時) (
レス) id: d7828e984e (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - 二人幸せそう(≧∀≦)こっちが照れそうな、、、。セーラームーン懐かしい！！アニメでやってたの私が中学生ぐらいの時かなぁ。『R』ぐらいまでは毎週見てた気がします。次の更新も楽しみにしてますね。 (2019年11月10日 1時) (レス) id: d95e73f21b (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - ゆーさん» 本当ですか(笑)本当に暇つぶし程度で構いませんよ(笑)でも、お気持ち嬉しいです！亀さん更新ですがひとつひとつ作品を大切にして書いてきたいと思ってます。読んでくださりありがとうございます。宜しくお願いします！(^^) (2019年11月10日 0時) (レス) id: d7828e984e (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - 薫さん» いいえ！暇つぶしになんてもったいないです！薫さんの作品を読む時間、作りますね笑 これからも、ご自分のペースで無理せず更新してください(^^)楽しみにしてます！ (2019年11月5日 14時) (レス) id: bdbf5ec206 (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - ◎まる◎さん» ◎まる◎さんの小説読ませて頂いていたのでコメントを頂けるなんて光栄です！作者あるあるなのでしょうか？同じ方がいてくださると自分だけじゃないって安心できます。コメントありがとうございます！元気出ました！更新頑張ります！ありがとうございます。 (2019年11月5日 10時) (レス) id: d7828e984e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薫
| 作成日時：2019年9月27日 11時
