運命の人。*Hiroomi.T*

熱い。 ページ18

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鍵開けておくって連絡したら
危ないからやめて来て
分かったって送って

今インターフォンが鳴った


「おかえり」

「ただいま」


ぎゅうってされる



「Aちゃん、ただいま」

「うん、おかえり」



「いいな、こういうの」


本当なら奥さんとしたいよね

私でごめん



「カレーのいい匂いする
腹減った」


「支度するから離して」
「うん、」


返事したもののなかなか 離してくれない


「ねぇ、離して」

「いいじゃん時間はあるんだし」

「お腹減ったんでしょ、食べようよ」


「Aちゃん食べたい」

「美味しくないよ」

「Aちゃんが1番美味いよ」

「嘘つき」

「なんで？」

「奥さんが1番でしょ？」

「真美は俺との行為あんまり好きじゃないから昔から。
最近も交わるけど仕方なくって感じだし
付き合った初めの頃の楽しさはないから」


だから、Aちゃんとするの楽しいって
頭を撫でられる


「ね、彼氏と俺どっち上手い？」

「何その最低な質問」

「最低じゃありませーん、純粋な疑問」


「んー、あなたは優しいよね
でも私激しいのが好みなの
上手い下手は分かんない。どっちも気持ちいい」


激しいのなんてしたことないけど
上手いって認めるのは癪だったし
いない彼氏下にするのもなんだかなって思ったから



歴代の中で1番上手いんだもん
なんか癪じゃん

って経験人数4人だけど


「ふーん、激しいのが好きなんだ
なら今日は手加減しない」


なんで不機嫌？


てか、今日もするの？


最初は奥さんが好き過ぎて
手を繋ぐので精一杯だったのに

本当にどうしちゃったんだろうか



「そうだ、弁当美味かった、ありがと」

「良かった！それ気になってた」


「腹減った、カレー食べよ」

「うん、」



「いただきます」

「どう？」

「美味い、あ、明日魚食べたい」
「すごーい！
明日サバの味噌煮にしようと思ってた」


「マジで？気が合うな」

「ね、あ、電話、、雅哉だ
電話してくるね」


「あ、うん……」



「もしもし雅哉どうしたの？」

寝室で電話したら
会社の人から野菜貰ったからお裾分けしてくれる
らしく今から来ると


野菜置いたら予定あるからすぐ帰るって言ってたし
彼とは会わないで済む


「これから雅哉来るんですけど
部屋に入らずに帰るそうなんで安心してください」


「俺コンビニ行ってようか？」

「全然大丈夫です
ていうかもう来るから」

ピンポーン


「ほら、じゃあ待っててくださいね」

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