命令して。*Hiroomi.T&Takanori.I*【7】

217＊ ページ7

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これ素敵だな、、

カッコいい……と思う


これにしよう



「Aちゃん決まった？」

「はい！澄花ちゃんはどうですか？」


「私も決まった！」


私持ってるのを見て澄花ちゃんが目を輝かせる

「Aちゃんセレクトカッコいい！！絶対喜んで貰えるよ！」


「本当ですか？」

「うん！カッコいい！！私のはこれ」

「今市様に似合うと思います！」
「でしょ？これで喜ばなかったら別れる」

「ふふ、そうですね」

「よしお金払っちゃおうか」

お会計を済ませて
ラッピングしてもらう

「メッセージカードありますけどなにか書きます？」

「あ、じゃあ」



澄花ちゃんが書くと言うので私も書くことにした

店員さんが色んなペンを貸してくださった


無難に"いつもありがとうございます"って丁寧を心がけて書いた

感謝の気持ちはいつも持ってるから


そしたら澄花ちゃんが
「臣くんのこと好き？」

「ええ、好きです」

「じゃあそれも書いてあげなよ、大好きですって」


「嫌がられません？」
「Aちゃんは臣くんから好きって言われたら嬉しくない？」

「嬉しいです」

「それと一緒だよ、大丈夫！」


澄花ちゃんに背中を押されて

次の段に

"大好きです"と添えた




大好きだけど



私の好きってどういう意味なんだろう？


敬慕でも違う気がする最近の感じ

敬慕って尊敬して慕うことを言うの



尊敬してるし、慕ってる

でも、私の好きはもっと大きい



調べれば調べるほど

剛典くんへの好きと広臣様への好きが分からなくなる





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