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ここで父さんの秘書、直己さんと合流して
挨拶回りに徹する
「登坂くんの会社には大いに期待している!頑張ってくれたまえ」
「こんなに優秀なご子息がいるなんて本当に羨ましいわ、、、」
「次の代になっても登坂さんの会社は安泰だな」
父さんの人柄のおかげか建前か
みんな期待してると目が語っている
一通り挨拶を済ませた
「直己さん少し休憩をもらってもいいですか」
「そうですね、挨拶回りは大体終わりましたし
1度休憩にしましょう」
「ありがとうございます……広臣様行きましょう」
「え?A?」
Aに強引に腕を引かれて
さっきの人気のない所へ来た
そうするとAの方から
優しく抱きついてきた
「大丈夫です、、広臣様は努力なさってます。私知ってますから
大丈夫ですから、あまり無理して笑わないでください」
「っ!____......気づいてたの?ありがと」
Aは俺が言葉をかけられる度プレッシャーで逃げ出したくなるのを気づいてくれてたんだ
「ありがと、マジで落ち着く」
Aのサイズ感といい
シャンプーの香りといい
抱きしめてくれる強さといい
全部が落ち着く
胃が痛かったのが嘘のよう
「A?」
「はい、」
上を向いた彼女にキスをする
真っ赤になったのを確認してもう1回
「元気出た、会場戻ろっか」
「かしこまりました……」
斜め後ろをついてきてくれるメイドのA
そう……メイド
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作者名:薫 | 作成日時:2019年5月19日 21時