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「ただいまー!はぁ楽しかった」
リビングで帰りを待ってた
「母さん、健ちゃんおかえり、Aは?」
「部屋に戻ったと思うけど?ねぇねぇ見てみて!私が選んだドレス!可愛くなぁい?」
肩出すぎ、背中開きすぎ、胸元無防備過ぎ
「こんなん着てAが変な目で見られたらどうすんの?」
「広臣の側から離れなきゃいい話でしょ?」
「オッサンたちに見られるのが嫌なんだよ」
しかも下品な色目で
「あーまぁ確かに、でもいいじゃない?
俺のメイド可愛いだろ?って思ってれば」
そーゆー事じゃなくてさ
「せっかく母さんが選んだのにダメなの……?」
「あ、いや、ダメとかじゃなくて……」
母さんの悲しそうな顔には弱い
「そう?Aちゃんが着てくれるの楽しみー!」
ガックリ項垂れてたら健ちゃんに笑われた
「男としてはそういうことじゃないんですよね(笑)」
「だろ?」
「お気持ちお察しします」
「あ、父さん、直人さんおかえり」
「広臣悪い、来月の南雲さんのとこのパーティー俺の代わりに行ってくれないか?」
「いいけど、、、どうかした?」
「遊原さんの海外であるパーティーと被ってて……
でも顔出さないわけにいかないだろ?……」
「Aちゃん連れて、いってらっしゃいよ」
「あーそうだな、Aさんと行ってくるといい
直己も連れ添ってくれるから」
「直己さんいるんだったら心強いな」
「悪いな広臣」
「これも会社の為だしいいよ、将来の俺の為でもあるし」
「ありがとうな」
「いや、」
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作者名:薫 | 作成日時:2019年5月19日 21時