触れあう。*Hiroomi.T*【番外編】

・・*遠距離*・・ ページ25

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地方の塾へピンチヒッターとして
ちょっとした出張をしにきた







それから毎日忙しく、広臣くんとも連絡が取れなかった





んーっ！今日の分 終了！







ホテルに戻りシャワーを浴びて
パソコンをたちあげて、剛典先生とプチ会議


「そこまで進んだら、次…うん、あぁー分かりました」







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「じゃあ、あと1週間頑張ってくださいね♪」

「うん。ありがとう〜」




「あっ！臣さん寂しがってましたよ(笑)連絡してあげてください！」


剛典先生はそれだけ最後に言って
ブチっと通信を切った





連絡か〜･･･









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仕事のことが頭を占領してても
広臣くんに会いたいな、、、


そんな思いはずっとあって…


1日で寂しくなったちゃったくらいだし…、、









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今日は連日に比べ早く仕事が終わり
今、電話をかければまだイケそうな時間









だけど…、、、





声、聞いたら我慢してた分が溢れてきそうで

しばらく電話番号とにらめっこ









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「もしもし、今大丈夫??」

「どーかしました??」




かけた先は剛典先生。

「迷惑じゃないかな…、」






いつも相談にのってくれる彼は

「男は意地っ張りっすから、A先生が素直にならないと、





ワガママも全て含めて大好きな恋人だと思うんで、大丈夫ですよ！」








いつも勇気をくれる


「剛典先生の彼女さんは幸せになりますね…」
「っ、、…だといいんですけど…(笑)」








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電話帳の画面に戻ったところで

久しぶりの番号をﾀｯﾌﾟ






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コール音と比例するように
鼓動が大きくなった…

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