好きです。*Takanori.I*

＊15 ページ17

.






あの日は
Aさんの恋愛話を聞いたあと



緑歌さんに質問攻めパート2







タイプは？




Aさんに想いがあるため
応えに全力で困る




でも、助け船を何度もAさんが出してくれて


なんとか乗りきった




あの日からまた日がたち、





爽やかな風から、
元気なセミの声に変わった






空調が整った講堂に人が集まる









.









「岩ちゃんおはよ〜♪」


『ホミ珍しく早いじゃん』


ホミはアダ名で、正しくは帆明(ﾎﾐﾝ)
大学の研修班が同じで
仲良くなった



「さっき、直人先輩に会ってさー」


講義までホミと話してた






.






『終わったー！』
「あのさ、時間ある??」





…

話があるっていうから俺の家に



「あ、岩田さんこんにちは」




エレベータでAさんと一緒に




「彼女さん？可愛らしいね」




Aさんに1番してほしくなかった質問。






「彼女じゃないです！大学の友人で」


ホミが否定してくれた



なんとなく納得した面もちで
「誤解してゴメンね、」







重そうなスーパーの袋を持つAさんは
気を利かせてくれたのか、
気まずかったのか、


俺らは7階なはずなのに
5階でおりた








少し距離が遠くなった気がして

近いうちにAさんに会おうとこっそり思ったら
エレベータが7階で止まった









．

＊16→←お話たいむ〜♪

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