26話 ページ26
〜五条side〜
夏油「それで、悟。詳しく話してもらおうか？」
僕の前には椅子に座って足を組んでこちらを見下ろす傑
僕はといえば床にそのまま正座させられている状況
今日はAが任務で居ない。
談話スペースで事情聴取されていた
夏油「なんで、Aと別れたの？君、まだAのこと好きなんだろ？」
五条「.....わかる？」
夏油「バレバレだよ。よくそれで隠してる気でいたね...。Aは気付いてなさそうだけど。で、なんで？」
五条「Aと番になったこと、つい最近まで家に隠してたんだ。それで相手を探せって口煩いから全部話した。....だけど、家の奴らはほぼ全員猛反対。僕の話を聞きやしない。それに...」
元々僕がAと出会った後Aは五条家に住むことになった
僕が無理やり我儘を通してやった事だから家の奴らは反対したしAに辛く当たることもしばしばあった
Aも住みずらいだろうと思って家を出るって選択肢を出したんだけどAが大丈夫だと言ったからそのまま五条家に居ることになった
元々Aはそんな嫌がらせとか特に気にしていなかったし
僕が予定がない時はほぼ一緒に居たからそこまで酷い状態ではないと僕はAの言う通りにした
五条「高専に入学して、付き合って、番になって、家にその事を言った時に、僕とAが伴侶になるなら、無理矢理にでも引き剥がすって...」
Aの身体に時限爆弾が仕掛けられていると告げられた
夏油「時限爆弾って、、。」
五条「爆発する訳じゃないけど、家の奴ら次第でAの心臓に直接刺激がいってAは死ぬ。僕が家を留守にしていた時に仕込んだらしい。Aもそのことは知らない。」
夏油「それで、A自身を人質に脅されたって訳か。」
五条「うん。それと、あの子、紅葉って言うんだけど..家が決めた許嫁。Aのことについては最近、話したんだ。...彼女にも想い人が居るらしいんだけど...。建前としてとりあえず同棲はしてる。同棲してるだけでほかは何もしてないよ。」
僕が引き下がればAは生きられる
永遠に逢えなくなるよりもずっとずっとマシだと思っていた。もちろんそれは今も変わらない
僕からAが離れれば
Aは将来僕じゃないパートナーが出来る
そんなことは分かってたし覚悟はしてた....つもりだったんだけど
昨日の出来事で
そんな覚悟は直ぐに砕け散った
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かえる(プロフ) - めっちゃ面白い！続き待ってます。五条先生と無事におわりますように、、 (2022年2月3日 22時) (
レス) @page35 id: b367897f71 (このIDを非表示/違反報告)
輪廻 - 更新楽しみにしてます (2021年9月13日 11時) (レス) id: 9a91bf8b3e (このIDを非表示/違反報告)
谷山美樹(プロフ) - もう更新はしないんですか？楽しみにしてたのに......... (2021年8月29日 22時) (レス) id: 15d3576253 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna//^^\\ - 次の更新まだ？てか、普通に面白い (2021年7月25日 3時) (レス) id: 01e29cfe11 (このIDを非表示/違反報告)
しい - 俺的には、五条とくっつかないラストがいいなぁ。バッドエンド (2021年6月26日 11時) (レス) id: d2602a7025 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 | 作成日時：2021年3月14日 5時
