episode ページ6
空は赤黒く
緑の芝生が一面広がっていた地面は抉れ
薔薇の花は枯れて
薔薇の木がそこらじゅうに散乱している
そして慌てふためく寮生たちに
辺りに充満するこの瘴気
俺はこの正体を既に知っている
『オーバーブロット····』
過去に何度も見た
あの瘴気は本人すらも死に導く
大切な友達がいなくなる前になんとかして止めないと
その決心を心に抱え
瘴気のする方へ走った
『ユウ!!トレイ!』
元バラの庭園を抜けると
ハーツラビュル主要メンバーとグリムとユウがいた
そして対立するのはオーバーブロットしたリドル
既に理性が消えていた
トレイ「A、すまない。来てくれたんだな。」
ケイト「え、まじ!?助かった〜、、」
ユウ「Aさん、リドルさんが!!」
俺に気づいた皆が各々声を上げている
焦りに満ちて言ってきたユウの頭に手を乗せる
『大丈夫、俺が止めるから。ユウは下がってて。』
そう言ってリドルを見据えた
俺を忌々しそうにみるリドル
『トレイ、ケイト、みんな。俺の魔法の準備ができるまでリドルの気を引いてくれ。5分程度でいいから!』
俺の言葉に何も言わず皆は静かに頷いた
ユウの前に立ち魔力を最大限に溜める
俺のユニーク魔法みんなに見せるの初めてだけど····
この魔法使うことあんまりないから
きっとこれ使ったあと1日寝ちゃうだろうな
3人に心配かけるけど
今はそんなこと言ってられない
『トレイ、ケイト、みんな!下がってくれ!』
目を開けた俺の瞳は金色に変わっていた
このユニーク魔法を使う時目の色が変わってしまう
ユウ「目の、色が···」
『トレイ、ケイト。お前ら2人は俺が合図したらリドルをあの化け物から引き剥がせ!他の奴らはユウを守ることだけを専念しろ。』
トレイ、ケイト「わかった。」
魔法が使えないユウに飛び火しないように
エースとデュースとグリムにユウを任せ
俺を含めた3人は
対立するリドルを見つめマジカルペンを構えた
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まいまい - すごく面白くてこーゆうタイプの話が大好きです!更新待ってます! (2020年8月15日 22時) (レス) id: bd5b6bf448 (このIDを非表示/違反報告)
告 - リドルたちの寮はハーツラヴィルではなく " ハーツラビュル " です (2020年8月6日 18時) (レス) id: 772e113f29 (このIDを非表示/違反報告)
苑歌(プロフ) - ユニーク魔法かっこよすぎません!?素敵です。.。゚+.(・∀・)゚+.゚ (2020年8月3日 3時) (レス) id: b9c45128c7 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - こういう話すきです!続きが気になりすぎて夜も眠るやない(^^) (2020年7月30日 3時) (レス) id: 18c7dd53d7 (このIDを非表示/違反報告)
潮凪(プロフ) - お久しぶりです!続編待ってました!これからも頑張ってください! (2020年7月28日 22時) (レス) id: 17573800a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時雨 x他1人 | 作成日時:2020年7月28日 1時