episode ページ18
アズール「まったく...せっかく起きたのにまた眠ってしまいましたね。」
ベッドで眠るAを見ながらそう言うとフロイドが楽しそうに笑う
フロイド「あは♡これでみんな仲直り出来たし、よかったじゃん」
アズール「そうですね。ラウンジのシフトに影響が出ていたので、解決したようで何よりです。これからは何らかの対策もしていかなくてはいけないですね。」
Aの横に寝っ転がったフロイドが天井から下がるシャンデリアを見上げて不思議そうな顔をする
フロイドが寝転がっても余裕のある大きなベッド
僕がここの寮長になって部屋移動を行った時
【お金、自分で出すからベッド選んでいい?】
そう言ってきたAが持ってきたベッドが
今も使ってるこのベッド
なんでこんな大きいのにしたのか聞いた時
【これなら皆で眠れるでしょ?】
って言っていたのを覚えている
フロイド「でもぉ、なんでAはそんなにクロユリハゼちゃんのこと嫌いなんだろ。」
フロイドの声に思わずにやけてしまった顔を引き締める
アズール「そんなこと言いますが、貴方も最初はサクラさんのこと嫌っていたじゃないですか。」
フロイド「ん〜、話してみたらなんかおもしれって思って〜、その後は、、なんだったっけな?忘れたぁ、あんま覚えてねぇし」
それだけ言って眠っているAを抱きしめた
うっと小さくくぐもった声が聞こえる
アズール「フロイド、Aにきつくするのはやめなさい。するのなら優しく、ですよ。」
フロイド「分かってるって〜、Aもおバカさんだよねぇ。俺たちの中でAより上の存在なんて居るわけないのにさ〜。」
心底愛おしそうな楽しそうな顔をしてフロイドが言う
本当に、その通りなのは間違いはない
ジェイド「フロイド。もう少し詰めてくれないとみんな眠れないですよ?」
不意に後ろから声が聞こえてそちらを見ると
ホカホカと湯気をたたせながら洗面所から出てくる
フロイド「あ、思春期ジェイドだぁ〜。」
アズール「収まりましたか?」
ジェイド「えぇ、お陰様で。」
ニコニコといつもの笑みを浮かべて笑うジェイド
フロイドもジェイドももちろん僕も
この学園がなければすぐにでもAを誰にも見えないところに隠してしまいたい
番にしてしまえば
もう何も恐れることなどないが
それをきっとまだAは望まないだろうから
限界までは大切にすると僕達3人で決めた
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まいまい - すごく面白くてこーゆうタイプの話が大好きです!更新待ってます! (2020年8月15日 22時) (レス) id: bd5b6bf448 (このIDを非表示/違反報告)
告 - リドルたちの寮はハーツラヴィルではなく " ハーツラビュル " です (2020年8月6日 18時) (レス) id: 772e113f29 (このIDを非表示/違反報告)
苑歌(プロフ) - ユニーク魔法かっこよすぎません!?素敵です。.。゚+.(・∀・)゚+.゚ (2020年8月3日 3時) (レス) id: b9c45128c7 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - こういう話すきです!続きが気になりすぎて夜も眠るやない(^^) (2020年7月30日 3時) (レス) id: 18c7dd53d7 (このIDを非表示/違反報告)
潮凪(プロフ) - お久しぶりです!続編待ってました!これからも頑張ってください! (2020年7月28日 22時) (レス) id: 17573800a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時雨 x他1人 | 作成日時:2020年7月28日 1時