episode※ ページ17
勢い余ってジェイドにキスをしてしまった
海では挨拶で良くするものだが
人間の世界ではキスは愛情表現の一種だということを思い出す
身体が本能的に人間的愛情表現をしてしまったのだろう
『んぅ....っ.....ふ..ぅ.....///』
恥ずかしくなって口を離そうとした時
ジェイドにグッと頭を抑えられてビックリして少し開いた口から長い舌がねじ込まれる
静かな空間の中
やらしく耳に響くぴちゃぴちゃという水音
吸っていた空気が無くなりかけて苦しくてジェイドの胸元を叩くもやめてくれる気配がない
目の前がチカチカとして意識が遠のいていくのがわかる
上気したように頬を紅くするジェイドを視界にぼんやりと映してもう意識が無くなる...と思っていた時
フロイド「ジェイド〜A〜.....ってどういう状況？？」
フロイドがドアを開けて洗面所に入ってきた
ポカンという効果音がつくような表情を横目で見て
俺は意識を手放した
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ジェイドside
フロイドが入ってきたのを見て正気を取り戻す
Aから唇を離すと銀色の糸が淫らに繋がって切れた
Aは意識を失ってしまったようで
力なく僕に倒れ込んでくるのをしっかりと受け止める
フロイド「何やってんの〜？ジェイド。抜け駆けはダメだって言ったじゃん！」
ジェイド「不可抗力です。」
アズール「はぁ....とりあえずAを着替えさせないと風邪をひいてしまいます。ジェイドも、それを何とかして着替えたら来なさい。」
フロイド「これ着替え〜。」
フロイドが持ってきてくれた着替えを受け取ってAをフロイドに引き渡す
アズールのいうそれとは、思春期の男子なら当然起こる生理現象のことでしょう
アズール「貴方もちゃんとした高校生、、なのですね。ふふ」
ジェイド「それはもちろん。至って普通の高校生、ですよ。」
クスクスと笑いながら日頃のお返しとでも言うようにアズールが笑っている
その横ではフロイドがAをタオルで包んで横抱きにしている
フロイド「じゃ、オレら先にあっち行ってるね〜」
アズール「どうぞ、ごゆっくり。」
バタンと音がして3人が出て行った
思い出すと顔に熱が集まってくるのを感じた
いくらAからだったとはいえ
無理をさせてしまった
Aがどんなつもりでしてきたのかは分からない
ジェイド「あぁ、もう....本当に..」
貴方は僕を惑わせる
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まいまい - すごく面白くてこーゆうタイプの話が大好きです！更新待ってます！ (2020年8月15日 22時) (
レス) id: bd5b6bf448 (このIDを非表示/違反報告)
告 - リドルたちの寮はハーツラヴィルではなく " ハーツラビュル " です (2020年8月6日 18時) (レス) id: 772e113f29 (このIDを非表示/違反報告)
苑歌(プロフ) - ユニーク魔法かっこよすぎません！？素敵です。.｡ﾟ+.(･∀･)ﾟ+.ﾟ (2020年8月3日 3時) (レス) id: b9c45128c7 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - こういう話すきです！続きが気になりすぎて夜も眠るやない(^^) (2020年7月30日 3時) (レス) id: 18c7dd53d7 (このIDを非表示/違反報告)
潮凪(プロフ) - お久しぶりです！続編待ってました！これからも頑張ってください！ (2020年7月28日 22時) (レス) id: 17573800a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 x他1人 | 作成日時：2020年7月28日 1時
