episode ページ14
〜フロイドside〜
部屋に入ってベッドに寝かせようと
Aをベッドに下ろす
腕に回された手を解いて完璧にAの体がベッドに置かれた時
『フロイド...?』
Aが薄らと目を開けた
横に立っていたジェイドの肩が少し揺れたのが見えたけど
そこは気にせずAの頭を撫でる
フロイド「起きたの?おはよぉ♪」
『俺...寝ちゃってたのか...。ごめん、』
申し訳なさそうにこちらを見るA
そんなこと気にしてないのに
もちろんジェイドもアズールも
アズール「仕事も全て終わっていますし、気にすることでは無いですよ。疲れているのでしょう?僕たちはもう行きますから、休んでください。..フロイド、ジェイド、行きますよ。」
ジェイド「はい。」
フロイド「は〜い。」
アズールに言われて
頭を撫でていた手を退かして部屋を出ようと足を踏み出すと
『ま....待って...っ』
その一言と共にグイッと服の裾を掴まれた
声に反応したジェイドとアズールも動きを止めて振り返る
掴んでいたのは他でもないA
少しだけ潤んだ瞳をこちらに向けて
『今日、皆で寝たいんだけど....ダメかな。』
少し下をみてそういった
あ〜もうほんとに可愛い
たまらず優しく締めて食べちゃいたくなる欲求を心の奥底で我慢してAに優しく抱きついた
フロイド「いいよぉ♪可愛いねぇA♡」
『ありがとう、フロイド。』
オレを抱き締め返して頭を撫でてくるA
チラッと横目でふたりを見てみると微笑ましそうにこっちを見てくる
ジェイドってAのことになるとほんとポンコツになる
おもしれぇからいいけどさ
フロイド「じゃあ〜、オレは部屋で準備してくるからジェイドAのお世話よろしくね♡」
ジェイド「...えっ.....かしこまりました。」
気を使えるなんて俺偉いよねぇ
このままでもおもしろいからいいけど
このままぎくしゃくされるのも嫌だし
バタンっとアズールと一緒に出て扉を閉める
アズール「大丈夫なんですか?今のふたりを2人きりにしてしまって」
アズールが心配そうにオレを見る
アズールも昨日あったことを知ってるから
二人が心配なんだろう
フロイド「だいじょーぶだいじょーぶ!オレの片割れなんだから、自分でなんとかするでしょ。」
アズール「それもそうですね。では、ボクは準備してきます。」
アズールはそのまま自室に戻っていった
それを見届けてオレも自身の部屋に戻った
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まいまい - すごく面白くてこーゆうタイプの話が大好きです!更新待ってます! (2020年8月15日 22時) (レス) id: bd5b6bf448 (このIDを非表示/違反報告)
告 - リドルたちの寮はハーツラヴィルではなく " ハーツラビュル " です (2020年8月6日 18時) (レス) id: 772e113f29 (このIDを非表示/違反報告)
苑歌(プロフ) - ユニーク魔法かっこよすぎません!?素敵です。.。゚+.(・∀・)゚+.゚ (2020年8月3日 3時) (レス) id: b9c45128c7 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - こういう話すきです!続きが気になりすぎて夜も眠るやない(^^) (2020年7月30日 3時) (レス) id: 18c7dd53d7 (このIDを非表示/違反報告)
潮凪(プロフ) - お久しぶりです!続編待ってました!これからも頑張ってください! (2020年7月28日 22時) (レス) id: 17573800a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時雨 x他1人 | 作成日時:2020年7月28日 1時