episode ページ20
アズール「フロイド！ジェイド！」
フロイド「んん〜、なぁに〜？アズールまだ時間じゃないじゃん..」
ジェイド「........」
アズールの大きな声で目が覚める
時計を見てもまだ6時ちょっとすぎで
いつも起きる時間は7時半だからまだ起きる時間じゃない
ジェイドはベッドに顔を埋めて微動打にしないし
それでもアズールが焦ったように声を荒らげてる
アズール「Aがいないんですよ！！」
ジェイド/フロイド「は！？」
Aがいないその言葉を聞いて無反応だったジェイドも勢いよく起き上がる
確かに見渡してみるとAの姿が見当たらない
アズール「部屋の中にはいませんでした、まだ談話室の方は見ていないので行きますよ！」
オレもジェイドもアズールも寝巻きのまま部屋を飛び出す
Aの匂いはする
でも薄くなっているのは時間が経ってるから？
ジェイドもアズールも必死な顔をして匂いを辿る
廊下にいる奴らがオレたちを見て何事かと見てくるけどそんなの気にしてられない。
談話室の扉を勢いよく開けて中に入るもAの姿は見当たらない
ジェイド「食卓に朝食が準備してありました、あれはAの料理です。」
フロイド「料理作ってどこ行ったの！？」
Aの匂いが濃いキッチンにジェイドと二人で飛び込んでもそこにもAは居ない
Aへの心配と見つからない焦りでイライラが溜まってくる
またAに何かあったら
どこか遠くに行っちゃったんじゃないか
もう二度とあの声が聞けないんじゃないか
色んな最悪が頭の中をいっぱいにする
アズール「ジェイド、フロイド。居ました。」
談話室と食卓を繋ぐ扉からアズールが顔を覗かせて安心しきった顔で言ってきた
ジェイドと一緒にアズールについて行くと
水槽の前に小魚が何故か集まっている
ジェイド「おやおや、あんなところで眠ってしまったのですね。ふふ。」
ジェイドもオレも背が高いから前に人がいても水槽の様子は普通に見えた
水槽の中には
白くてキレイで愛おしい人魚が眠っていた
フロイド「もぉ〜！心配させないでよぉ.....。」
脱力感と共にその場に座り込む
自然と声が震えているのが自分でもわかった
アズール「見つかってよかった....。ただ、Aを他人に見られるのは些か許せませんね。ジェイド、フロイド。Aを起こしてきてください。」
アズールに言われて
ジェイドと一緒に水槽に歩み寄った
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まいまい - すごく面白くてこーゆうタイプの話が大好きです！更新待ってます！ (2020年8月15日 22時) (
レス) id: bd5b6bf448 (このIDを非表示/違反報告)
告 - リドルたちの寮はハーツラヴィルではなく " ハーツラビュル " です (2020年8月6日 18時) (レス) id: 772e113f29 (このIDを非表示/違反報告)
苑歌(プロフ) - ユニーク魔法かっこよすぎません！？素敵です。.｡ﾟ+.(･∀･)ﾟ+.ﾟ (2020年8月3日 3時) (レス) id: b9c45128c7 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - こういう話すきです！続きが気になりすぎて夜も眠るやない(^^) (2020年7月30日 3時) (レス) id: 18c7dd53d7 (このIDを非表示/違反報告)
潮凪(プロフ) - お久しぶりです！続編待ってました！これからも頑張ってください！ (2020年7月28日 22時) (レス) id: 17573800a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 x他1人 | 作成日時：2020年7月28日 1時
