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episode5 ページ5

『ふぁ〜··アズール、お待たせ』

あの後ことを終わらせた俺はそのまま眠ってしまったようで
起きた時には午後3時をすぎていた

ラウンジの仕事は4時からだから危ないところだった


急いで準備をしてラウンジに向かうと
準備室のソファーに座っていたアズールが居たから声をかける


アズール「····おかえりなさい。」


『ただいま』

俺も自分のロッカーの前に立って着替えを始めようとする


ガチャ


フロイド「あれぇA帰ってきてる〜!おかえり♡」


ジェイド「おかえりなさい、A」


ドアが空いて双子が入ってきた
俺の姿を確認したフロイドが後ろから抱きついてくる
ジェイドはニコリと微笑んで自分のロッカーの前に向かった

向かったも何も俺の両隣りが2人のロッカーなんだけど


『フロイド〜着替えられないよ··』


フロイド「あはっごめんねぇ。」


ジェイド「フロイドも早く着替えないと遅れてしまいますよ?」


フロイド「はいはい」


抱きついていた手を離して
自分のロッカーに向き直る


『あれ、そういえば今日なんか大切な話があるんだっけ?』


アズール「あぁ、、契約の対価の話ですよ」


ジェイド「また駄々を捏ねている方がいるらしくて、その方と少しお話をしようと思いまして」


『じゃあ3人ともいなくなっちゃうんだね、ラウンジは任せて〜』


なんて話をしながら着替えていると俺がシャツを脱いでいた時に
フロイドが静かだなーなんて思いながらフロイドを見ると
俺の事を見て硬直してた


『??·····フロイド、どうしたの?』


フロイド「ねぇ、それ··なに?」


それ??なんのことかと思って首を傾げているとフロイドがいきなり肩を掴んでロッカーに押し付けてきた


強い衝撃に思わず顔が歪む


ジェイド「フロイド!?何をして·····あぁ。」


驚いてフロイドを止めようとしてくれたジェイドがフロイドの目線をおって何かを察したように微笑んだ


フロイド「こんなもん付けられてんじゃねぇよ。」


ジェイド「悪い子には、、お仕置···必要ですね?」


なんのことだかさっぱり分からない俺を置いて2人の顔が俺に近づいてくる

右にジェイド、左にフロイド
それぞれ俺の首元に顔を埋めたかと思った次の瞬間


『いっ····!?』


両首筋に鋭い痛みが走った

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作者名:時雨 | 作成日時:2020年5月31日 0時

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