最初は緩めにやんないと後が辛い ページ30
「ってことで……はい!こっから棒取ってなー」
用意良いなおい。どっから出したそれ
「「「王様だーれだ」」」
「あ、俺だ」
「瀬見さんですか……」
「なんだよその顔!俺だったら駄目なのかよっ」
『まあまあ。それで、番号と命令は?』
「え〜じゃあ最初だから緩めで。……1番と6番が手を繋ぐ」
私は……3番だ。誰だろ?
「俺です」/「俺です!」
『oh……っ賢二郎棒折るな!落ち着けって!』
「瀬見さん……呪います」
怖ぇよ。おい英太、ニヤニヤすんな殺されるぞ
「何秒ですか」
なんだかんだ言ってやるんだよね
「じゃあ5秒で」
1、2、3、4、5
「終わりました。さっさと次行きましょう」
「「「王様だーれだ」」」
「……俺です」
「引き直そーぜ」
『待て待て』
「だって太一だよ!?むっつりだよ!?」
いつものカタカナはどうした覚←
『太一なら分かってるって。ね?太一』
「もちろんですよ。じゃあ…………
2番が4番を膝に乗せるで」
『……引き直そー』
「さあ2番は誰だ!?」
裏切り者!!
『太一……私の番号見た?』
「そんなことする訳ないじゃないすかー」
『もうちょいマシな演技をするんだな』
はあ……で、
『私4番だけど、2番誰?誰でもいいけど謝らせて。重いからすまん』
身長が身長だからなぁ……まあ平均体重よりは下なんだけど。みんなが想像する女の子じゃないからね。期待しないで欲しい
「俺だ」
チーム最高身長かよ。しかもド天然
『ごめんな私で。3秒でいい?若利がかわいそう』
「何秒でもいいッスよ。……じゃ牛島さんが決めて下さい」
私の決定権は
「次、俺に回ってくるまでだ」
マジカヨ
『…………うわっ!ちょ、若利!』
「お前が来ないからだ」
だからって引っ張ることはなくないか?
『でも重いでしょ?無理すんなよ?』
「重くない。お前ならこれが普通だ。それに……いい」
「「(どっちもイケメンだ……)」」
『ま、まぁ若利がいいなら別にいいんだけどさ』
ただ肩にスリスリしないでくれっ!くすぐったい通り越して痛い!
「じゃ次行こ〜」
ちょっとは心配しろゲスが←
モノマネ出来る?→←唐突すぎて鍛治くんに心配されてんじゃねえか!
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作者名:すみた先生 | 作成日時:2020年8月14日 15時