白鳥沢の姉御マネージャー！

男バレ集結！ ページ16

『お！工は獅音と回ってたのか』


「はい！シャー芯が切れてたので買ってきました」



うん、買う物まで可愛いってどゆこと(重症)



「俺も文房具買った。はいこれ」


『？』



渡された紙袋にはメモ帳が



『なんで？今日なんかの日だっけ？』


「お礼だよ。いつもありがとうってね。蓮、いつもノート持ち歩いてるだろ？もう少しコンパクトにって思って。」


『……ありがとう獅音！嬉しみの極みだわぁ……いや本当にそれ思ってたんだよね。ただ中々買いに行けなくて……ほんとありがとう！大事に使わせてもらうね』




小さな物でも、ちゃんと感謝は伝わってくる。温かくて、風呂に入ってるみたいに気持ち良い。まじ獅音神。




「遅くなりました」


賢二郎と太一だ。？なんか大荷物……



『いっぱい買った？』


「靴とキャップ、あとカバンを。太一はヘッドホンとスマホケース買ってました」



うわ現代っ子。……私もか



『あと来てないのは……若利と覚か』


あの2人って……大丈夫か？心配なの私だけ？




「ゴメーン！」


『あ、来た』


「いや〜若利くん迷っちゃって。探してたら時間経っちゃった」


「ム、俺が迷ったのではない。天童がいなくなったんだ」



それを迷ったって言うんじゃないかな……



『まーいいや。ご飯食べよ！』









フードコートへ行きたい。周りの目が恥ずい……！そうだよね！だってこいつらデカいんだもん！巨人がこんなにいたらびっくりするよね！？私もデカい方だとは思うけどこいつらと比べたらそうでもないよ！？



『は、早く行こ！』




なんだあいつとか思われてんだ絶対……









┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

「ねえ今の女の子めっちゃカッコよくない！？」


「いや、あれは可愛いも兼ね備えた美女だな」


「評論家かよ。でもそうだよね〜周りの男もデカくてかっこよかったけど、あれはまた別のよさだよね」


「え、あんたら気付いてないの？あの人たち白鳥沢学園の男バレだよ！？」


「強豪！強豪は顔まで強豪なのか……！」←






結論:そうでもなかった

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