王様ゲーム、継続。

命令6 ページ24

ｳﾞｰｳﾞｰ





【服従確認】



影山「！……誰かが、殺した……ってことか」


日向「どどどこの……が、学校の、人が……！？」



東峰「大地……」

澤村「……ああ。俺はアイツだと思う」


澤村と菅原の電話で、1番近くで、1番最後まで話を聞いていたのは東峰だった。もちろんろ澤村の忠告を聞いたのも東峰。田中は不思議そうに訊く


田中「だ、大地さん……大地さんと旭さんは誰が殺したか知ってるんすか……？」


東峰「っ……いや、知ってるって言うか……」

澤村「怪しいと思ってる奴だ」


吃る東峰に被せて澤村が小さく、されどはっきり呟いた。



日向「怪しいって……セッターに怪しい人って」

影山「宮さんですね」


影山が確信を得た声で答えた。


田中「宮……侑か！でもなんでその人なんすか？」

清水「私的に青城の人とか音駒の人とか怪しそうだったけど……」


日向「け、研磨は……そんなこと、、しません」

月島「"そんなこと"でも、やらなきゃ死ぬ。生死がかかってるのにそう言える？」


日向は言葉に詰まる。そして影山が、静かに口を開いた。



影山「及川さんは、必ずやる」


田中「だろ？だから「でも」……？」



影山「ちゃんと、見極めてからやる人です。こんな早くに終わらす人じゃない。……と思います」




澤村「俺もそう思う。宮は、俺達に情報を開示しても全員で共有しようとはしなかった。まあそれは稲荷崎全体もだが……とにかく、あいつは手段を選ばない」


澤村は、菅原との電話でこう忠告した。


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《それと、一つ気をつけて欲しい事があるんだが。


宮兄弟に気をつけろ、奴ら何してくるか分かったもんじゃない。角名もやばいとは思うが、鬼ごっこの時に"全滅は避けたい"って言ってたから今は大丈夫だろう。とにかく、2人には気をつけろよ。

じゃあな》

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澤村「確信はない。あくまで俺個人の考えだ。でも……これからも王様ゲームが続くなら、疑り深くなっちまうよ」


東峰「お前らならまだしも、他校となると……」








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宮侑「……すまんなサム」

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