自由は (ページ34) - 小説/夢小説

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『はァ、はっ……っ……』

ここか？時計を見る限り今は13時。ここで合ってるはずだ

建物には入らず座り込む。

はあぁぁぁあ疲れたーーーー走りっぱなしだったからなぁぁ

『もっと体力つけとかなきゃ……』

戦闘はなかったにしろ、見つからなかった訳じゃない。課題が多い……

でも、強くなるって決めた。私は私を信じて強くならなければいけない。零ちゃんの為にも

「お前、誰だ」

『ん？』

男の子……？なんでこんな所に……いや、この子はさっきもいた。マンダレイと一緒に

『マンダレイの子供？』

「うるせぇ、質問に答えろ」

わあ口が悪い

『私は香山A。君は？』

「……出水、洸汰。」

『洸汰くんか。かっこいい名前だね』

「……どうせお前もヒーローになりたいんだろっ……俺んとこに来んじゃねえよ」

『何言ってんの』

洸汰「え……」

ごめん洸汰くん、君は悪くないんだ。ただ私が

『私はヒーローになんかなりたくないよ。ヒーローなんて屑ばっかだ……

その感じだと、君もヒーローが嫌いなんでしょ？じゃあ私と一緒だ』

こんなこと言われたって迷惑なだけに決まって……

洸汰「うん、同じ」

『え？』

洸汰「？」

『嫌じゃないの？』

洸汰「嫌じゃねえ。分かってくれるんだろ？」

嗚呼、この子は私だ。憎んでる目をしてる。ヒーローだけじゃない、もっと大きな何か……

『私は「こんな所にいたの？」っ！』

マンダレイ「あら？もう着いたの？イレイザー！」

相澤「ああやっぱりお前か」

『なんですかその言い方。分かってたとでも？』

相澤「お前のことだ。どうせ俺たちに一泡吹かせてやろうとでも思ってたんだろ？」

っバレてる……クソｯ

ピクシー「優秀なキティね！特別にお昼ご飯、食べていいわ！」

『……はい』

嫌だけど。ヒーローと一緒なんて。でも仕方ない……

さっきから腹の虫が五月蝿いから