自由は (ページ23) - 小説/夢小説

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119 相澤side ページ23

香山が眠ってから2日。

相澤「期末試験の結果だが、筆記の方での赤点はゼロ。実技では切島、砂藤、上鳴、芦戸、瀬呂の5名が出た。」

瀬呂「だよなぁ……」

峰田「せ、先生っ！香山は！？あいつだって合格してねぇだろ！」

緑谷「でも、香山さんは途中でダウンしてたし、あの試験は無効なんじゃ……」

相澤「轟、八百万。お前らは俺と戦ってるから、俺の強さは分かるな？」

轟「……はい」

八百万「はい。体術では敵いませんわ……っ！」

すると八百万は俺の言いたいことが分かったようだ

相澤「開始3分で俺は近接戦闘に持ち込んだ。もちろんその間香山は個性を使えなかった。その状態で約10分、俺と互角以上に戦っていた。これがどういうことか、分かるな？

今回の試験はそれぞれの課題に合った構成になっている。香山の場合、一人でどこまでの強さを発揮出来るか、という課題だった。プロヒーロー相手にあそこまで戦えるやつはそうそういない。」

それに、元々苦手だった体術を短期間でここまで仕上げた。その努力も垣間見えた。

相澤「まあ、その他諸々も吟味した結果、教師側としては合格にすることが決定された。」

色々意見はあったんだが、根津校長の鶴の一声によって合格になった。怖っ←

蛙吹「それで、肝心なAちゃんは来ないのかしら？」

相澤「……あいつは今保健室だ。けど行くなよ、緑谷」

緑谷「っ……はい」

まあとりあえず、

相澤「合宿は全員行きます！」

2秒後、マイクよりうるさい声が教室に響いたのは言うまでもない。