自由は (ページ11) - 小説/夢小説

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期末試験、筆記が終わり続いて実技。なのだが

『やっぱり……』

ロボットにしては先生が多い。案の定、今年は方針を変えて教師陣との対戦となった。順々にペアの対戦相手が発表されていく。緑谷と爆豪、大丈夫なんだろうか。しかも相手が相手。NO.1ヒーローだ。

『梅雨ちゃんは、常闇とか』

蛙吹「そうね。……でも、Aちゃんはまだ呼ばれてないわね」

『……はぁ。そういうことですか』

相澤先生

相澤「香山は一人で戦ってもらう。相手は、

俺だ。」

『ﾁｯ……』

うわ、睨まれた。

さて、どうするか……相澤先生はUSJ事件で目に後遺症が残ってる。しかも、私との前に轟、八百万さんとやる。プロヒーローだから体力の消耗は見込めない。見られれば個性は使えない。いや、端から使う気なんてないんだけどこんな個性。だとしたら肉弾戦か。

ま、最後だからいっか。他の人のやつ見ていい策があれば盗もう。

相澤「自分の番が来るまでは、モニターで観るのもよし。ペアと作戦を立てるのもよし。

じゃあ1組目、切島と砂藤、準備しろ」

ペアで作戦立てるったってな……頭で考えるだけだし、観ようか。

切島と砂藤か。硬化とシュガードープ……相手が悪いなこれは。セメントス先生、こんな市街地演習場じゃコンクリがそこら中にあるもんな。体育祭でも切島は、爆豪の攻撃に綻ぶ場面があった。持続性に難ありって感じか。砂藤は、糖分摂取の増強型かな。だとしたらこれも切島と同じ、制限時間がある。

これは参考にならないな。