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6話:彼の術式 ページ6

蘭太「いくつか質問していい?」

「……ん」

蘭太「歳はいくつ?」

「……今年の8月で16か17だ。……んだよその目」

蘭太「あ、いや……てっきり中学生かと思ってて」

「……身長は伸びねぇ方だった」

蘭太「じゃあ……自分の術式は分かる?自分の技みたいなもの」

この質問には案の定Aは首を傾げた。しばらく悩む様子を見せた後、術式って言うのかは分かんねぇけど、と前置きをしてAは話し始めた。


「……地面とか空中に"愛"って書くと、頭の中で誰かが喋ってくる。なんか昔みてぇな言葉。……終わると、体が熱くなるんだ。転んでも怪我しねぇし、疲れる事もない、何でも壊せる。……身体能力の向上だと勝手に思ってる」

蘭太「……その言葉って、覚えてる?」

「……あー……

我が寵愛を受けし子に力を与えん。その力を以て己が往く道を創り、何にも代え難い存在となれ。だっけ」

蘭太「身体能力の向上か……反転術式、でもないし……君の両親は式神使いだった。それを受け継いでないのか……術式も聞いた事がない」

ブツブツと独り言を続ける蘭太を、Aは面倒臭そうな表情で見ていた。

詮索されるのは嫌いだ、だから言いたくなかったのだ。勝手に拾って勝手に衣食住を決めて、勝手な人間は心底嫌いだ。

蘭太「こっちでも色々調べておく。それまで君は呪術界の事を勉強しなきゃね」

「勉、強……」

Aの嫌いなものトップスリーに入るワードに顔を顰めた。



━━━━━━━━━━━━━━━
基本設定


名前…赤露A

年齢…17

身長…159.0

体重…45.5

好きな物…刀、愛情、直哉

嫌いな物…勉強、阿呆、直哉

術式…加算呪法
自らのフィジカルに他者及び呪霊の力をコピーし、上乗せする。シンプルな身体能力向上を目的とする。応用すれば、パワーを具現化させて爆発や結界を創り出すことも可能。

容姿…焦げ茶色の短髪。深緑の瞳。小柄。基本的に感情起伏少ない。

7話:怨人→←5話:世話



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設定タグ:呪術廻戦 , 男主 , 禪院直哉
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すみた先生(プロフ) - ツバメさん» 甚爾は完全に私好みで生存させました(笑)。お褒めの言葉ありがとうございます!!続編も頑張って更新しますのでお楽しみに! (2022年1月30日 11時) (レス) id: 547ebe12b8 (このIDを非表示/違反報告)
ツバメ - 甚爾きたーー!最高です( ´艸`) 続編楽しみです (2022年1月30日 0時) (レス) @page21 id: 020ea1b549 (このIDを非表示/違反報告)
すみた先生(プロフ) - せなさん» ありがとうございます!頑張ります!! (2022年1月27日 22時) (レス) id: 547ebe12b8 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - すみた先生さん» なるほど、わかりました! 作者様の中できちんと理由があったのなら、大丈夫です!(?) 続編の説明も拝見しますね! これからも応援してます、頑張って下さい! (2022年1月27日 21時) (レス) id: d530fc9998 (このIDを非表示/違反報告)
すみた先生(プロフ) - せなさん» コメントありがとうございます!そのことに関して私の中で完結させていたので、説明が無いままでした。申し訳ありません。続編にて説明の場を設けたいと思っていますので、お手数ですがそちらの方でご覧になって頂ければ幸いです。 (2022年1月20日 18時) (レス) id: 547ebe12b8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すみた先生 | 作成日時:2022年1月9日 2時

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