23話:親戚との遭遇 ページ25
嫌な思いをする場所からは立ち去るべし。俺の教訓だ。それに従ってみんなの所に戻った。
「……ん?1人増えたな。助っ人か?」
真依「あなた知らないの?……虎杖悠仁、両面宿儺の器よ。死んだはずなのに……」
「……両面、、テープ」
五条「両面宿儺。大昔から色々悪さしてた呪霊だよ。最凶最悪の呪霊を器として取り込んだのが、故人の虎杖悠仁デース!」
「……生きてるなら故人じゃねぇだろ。つか誰だお前」
随分と背の高い目隠し野郎を見上げた。
五条「五条悟。呪術界最強の男!」
「……自分で最強って言うのか?」
五条「間違いじゃないからね。あ、ちなみに君の遠い遠い、ものすご〜く遠い親戚」
直哉が言っていた悟くんはこいつか。さっきは甚爾くんにも会ったし。色々情報量が……
それに親戚だと?
「……はあ」
五条「お?もう納得?」
「……まぁ。お前が初対面の俺に嘘をつく理由が無いから」
五条「流石!あの2人の子供は肝座ってる〜。
でもね、会うのはこれが2回目だ」
さっきよりもっと理解出来ない言葉が俺に降りかかった。……本当に知らない。俺はこんな目隠し野郎に会った事無いはずだ。あったら絶対覚えてる、こんな特徴の塊みてぇな奴。
三輪「Aどこ行ってたんですか?ミーティング始まるんで行きましょう!」
「……あーうん。先行ってろ。
五条」
先に三輪を行かせ、俺は五条に一歩近づいた。
「……お前は、俺の"これ"が何なのか分かるのか?」
五条「まーね。そっちでも言われただろうけど、その怨霊は余裕で特級クラスだ。下手すれば呪いに耐えきれなくて死ぬ、なんて事もある。
でも心配しなくていいかも!だってそいつ、君を超大事にしてるみたいだし?まぁ暴走させないようにだけ頑張ってね」
「……分かった。お前も強いんだな」
五条「?うん」
俺は三輪の背中を追いかけた。
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すみた先生(プロフ) - ツバメさん» 甚爾は完全に私好みで生存させました(笑)。お褒めの言葉ありがとうございます!!続編も頑張って更新しますのでお楽しみに! (2022年1月30日 11時) (レス) id: 547ebe12b8 (このIDを非表示/違反報告)
ツバメ - 甚爾きたーー!最高です( ´艸`) 続編楽しみです (2022年1月30日 0時) (レス) @page21 id: 020ea1b549 (このIDを非表示/違反報告)
すみた先生(プロフ) - せなさん» ありがとうございます!頑張ります!! (2022年1月27日 22時) (レス) id: 547ebe12b8 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - すみた先生さん» なるほど、わかりました! 作者様の中できちんと理由があったのなら、大丈夫です!(?) 続編の説明も拝見しますね! これからも応援してます、頑張って下さい! (2022年1月27日 21時) (レス) id: d530fc9998 (このIDを非表示/違反報告)
すみた先生(プロフ) - せなさん» コメントありがとうございます!そのことに関して私の中で完結させていたので、説明が無いままでした。申し訳ありません。続編にて説明の場を設けたいと思っていますので、お手数ですがそちらの方でご覧になって頂ければ幸いです。 (2022年1月20日 18時) (レス) id: 547ebe12b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すみた先生 | 作成日時:2022年1月9日 2時