6発目 ページ8
「えぇ!!?」
「うるせぇ!」
マジ!?
「せっかくのセキュリティがぁ……」
「え、あれ突破された!?」
「あれって確か……」
「俺と〇〇ちゃんしか入れないように作ったのに……」
「……やっぱあいつか」
「Phoenixに手出したお前の責任だな」
「それな」
「ねぇ酷くない!?だって調べても何も出てこないんだもん!依頼して情報探しやすくしたいじゃん!」
「うーわガキ……」
「ガキ川だな」
「聞いてる!?」
全く……最強セキュリティだと思ったんだけどな……
でも、あっちが気づいたってことは……
「売られた喧嘩は買う主義じゃないといいな〜」
「怖気付いたか」
「んな訳ナイナイ!この俺が?誰に?
戦うなら相手のこと知ってからでないと」
「今日も〇〇さんが怖い……」
「せっかく俺が作ったのに」
「でもそれ突破するって相当じゃないですか?開発者の〇〇とパスワード知ってる〇〇さんしか通れないはずなのに……」
「天才かも、ね……あーヤダヤダ!天才とか死ね!」
Enterキーを押すと出てくるのはPhoenixのセキュリティ画面。ご丁寧にパスワード仕様だ。しかも俺達のよりもっと高度な
「多分この次も次もあるんだろうなー」
「すげぇ……」
「感心してる場合かよ!」
「うるさい。凄いもんは凄いんだ」
流石、全国のハッカーを総ナメにしてるって噂は伊達じゃないね。
でも、国内最強の鍵は俺達のじゃない。Phoenixのでもない。
最近合併したって噂のファミリー。owl wall。
そのセキュリティはまさに鉄壁。〇〇ちゃんでさえ途中で諦めたものだ。
ま、俺達のセキュリティなんて2番手どころか3番手以下だもんなー……
「さて!不死鳥ちゃんをどうやって料理してやろーかな?」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈一方その頃
『…zzZ』
爆睡していた。
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作者名:すみた先生 | 作成日時:2021年1月10日 23時