第一章［新しい兄］１話 ページ2
すみれは思わず、思った事を口に出してしまい、すみれは慌てて口を抑えた。
父「ご、ごめんね。こいつ結構はっきりものを言うから………」
ブン太「お前も、髪すげぇー紫じゃん。ナスだろい」
すみれ「っ………！」
すみれはこれには腹は立てたが、顔には出さず我慢した。
母「こらっ！………まったく」
父「仲良くやっていけそうで、よかったよ」
親は互いに笑ってく誤魔化すが、すみれとブン太は、そうはいかなかった。
すみれ(紫とか初めて言われた……紫じゃなくて、紺色って言ってよ)
ブン太(トマトほど、髪色赤くねぇーし………)
すみれとブン太との性格の相性はあまり、
よろしくはないが、これからを楽しみにする親であった。
***
翌日、学校。
戸籍上、ブン太は東城になったが学校では丸井のまま。
すみれ「…………………………」
休み時間、すみれは本を読んでいた。
まわりには誰一人友達らしき人は見当たらない。
けれど、嫌われていはいない……と思われる。
「東城さん、次移動だよ」
すみれ「………そう、ありがとう」
すみれの素っ気ない態度に、声をかけてくれたクラスメイトは少しイラッときたようだが、それ以上はなにも言わず、自分の友達と行ってしまった。
「ほっとけば、よかったじゃん」
「だって、ほっといたら先生がうるさいじゃん」
そんな話が聞こえてきたが、すみれは気にする事なく準備を持って、教室から出ていった。
すみれ(あ………)
廊下を歩いていると、ブン太の姿が。
すみれ(同じ中学だったんだ………)
すみれはそのまま素通りしようと思い、目を合わさぬよう下を向いて歩いた。だが………
ブン太「あれ？お前、一緒の中学だったんだな」
さすがにこれは無視出来ない。
そう思い、すみれは「そうですね」と一言いうと
走早に去っていった。
「もしかして、あの子が再婚相手の子供なのか？」
ブン太「まぁな」
会話が聞こえてきたが、すみれは無視をして教室へと向かうのだった。
***
放課後。
すみれは吹奏楽部に所属しており、
楽器は【トランペット】を担当している。
部長「パートリーダー以外は、いつもの練習場所行って」
部員「はい！」
すみれは同じパートの子と一緒に、指定された場所へ話しながら行くのだった。
すみれ(親は再婚しても、私の日常は変わらず……か)
すみれはふと見えた、テニスコートに足を止めた。
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nanashi - 返信ありがとうございます、教えただなんてとんでもないです；； 兄弟設定とか私好みで性癖ドストライク過ぎてコメントさせていただきました！！ 応援してます、これからもずっとみてます！！ (2018年3月6日 0時) (
レス) id: ce2818ed41 (このIDを非表示/違反報告)
gu-(プロフ) - nanashiさん» そうなんですか！すみません、中途半端な知識で！そうですね、これではいない設定にさせてもらってます！教えていただき、本当にありがとうございます！ (2018年3月5日 11時) (レス) id: 58aa71fb8f (このIDを非表示/違反報告)
nanashi - 凄く面白かったです！！一気見してしまいました( *´艸｀) ひとつきになったことなんですけど、ブンちゃんって二人弟君いるんですけど、設定的に居ないせっていですか？？ (2018年3月3日 23時) (レス) id: ce2818ed41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：gu- x他1人 | 作成日時：2017年8月3日 19時
