【SVT】契約彼女 (ページ15)

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番外編ページ15

You side

10月4日

今日はジョンハンの日

だけどジョンハンくん本人は

今日が来るのが嫌みたいで

｢最悪だ…Aみたいなタイプの子が来たらいいけど、真逆って可能性もある…｣

みたいなことを言っていた

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

きっとマネさんとジョンハンのペアちゃんだ

私は楽しみにしていたんだ

友達になれるんじゃないかってね

『ほら！嫌そうな顔しないで！
早く行くよ！』

ジョンハンを無理やり連れていきながら

ドアを開けた

｢お、ジョンハン。お誕生日おめでとう。
この子がお前のパートナーだ｣

｢初めましてにゃん！私の名前はパク・ミニョだにゃん♡よろしくにゃん｣

おっと予想外の展開…

｢ジョンハンです…ごめんA、トイレ行かせて…｣

いや吐きそうになってるし…

この子、家事とか出来るのかな？

ジョンハンをトイレに連れていくと

『はいはい、ゆっくり吐いて～』

背中をさすった

が、ジョンハンは勢いよくトイレのドアを閉めて

狭い個室に2人の状況を作った

｢無理｣

『こっちだってこんな狭いところに2人も無理だと思うけど』

｢いや違くて、さっき来たあいつが無理。なんでA2号じゃないわけ？｣

いや当たり前でしょ

私２号なんているわけないし

『仕方ないでしょ。とりあえずトイレから出るよ』

｢やだ…。いきたくない｣

いつもより甘えた声を出すもんだから

言う通りにしてあげた

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝｯ

｢大丈夫にゃんかぁ？｣

ミニョちゃんが心配してドアを叩いた

ジョンハンが

｢オェッ…う"ぇっ…大丈夫じゃねーからあっち行け｣

いや普通に便座座ってますけど貴方

｢そっか…分かったにゃん｣

でもなんか…普通にいい子そうだよ？

『あんたは便座に座ったままでもいいから、とりあえず私を解放して』

｢うん、分かった｣

私はトイレから出て

ミニョちゃんを探した

彼女はソファーに座って俯いていた

＊＊＊＊

私、気づいちゃったんですけど
この回、いちごの回ですね(015だから)
たまたまジョンハンの好物になってしまった
らっきー