【SVT】契約彼女 (ページ13)

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You side

最近、スンチョルくんがついてくる

ついてくるって言うのは

洗濯中…

SC｢A！手伝うよ｣

夜ご飯を作っている時…

SC｢ねぇ、今日はオムライスがいい！｣

風呂掃除中…

SC｢まだ終わんないの～？はやく～｣

そしてトイレに行くとき

『ちょっともう！トイレに行くだけだってば！』

SC｢えっ？あぁ…ごめん｣

あーもう、いつもはゴリラキャラの癖に(ネットで調べた)

今はまるで子犬じゃない！

『ねぇ…最近、何？』

SC｢何って、いつも通りだけど？｣

『どこが！？』

SC｢ていうか、Aって本当はよく喋るんだな｣

『え…』

自分でも気づいていなかった

最近の私は、よく喋る

『ほらスングァンどいて。掃除機で吸うよ』

SG｢わっ！ヌナ！吸わないで～｣

『ミンギュも、そこに居られると掃除できない』

MG｢ヌナに吸われるなら本望｣

『やめてよキモイ』

MG｢えっ！？｣

まぁ、ここに住み始めてからもう2ヶ月経ったからな

こうなるのも当たり前か

逆に遅いくらい？

｢ヌナ｣

『ん？ジフナ、どうしたの？』

スングァンとミンギュを掃除機で吸っていたら

最近はあまり接触がなかったジフンが話しかけてきた

｢ちょっと…来て｣

『分かった』

掃除機の電源を切って、作業室に向かう

ｺﾝｺﾝｯ

『入るよー』

ドアを開けて、ソファーに腰を下ろす

ジフンは私に気づきながらも

目をつぶって、回転椅子でくるくる回っている

『で、どうしたの？』

｢分かってるくせに｣

いや分からんわ

『なになに～スンチョルくんと私の仲が気になるとか～？』

冗談交じりで適当に言ってみる

｢せーかい｣

『え？当てちゃった？』

｢うん。で、最近ヒョンずっとヌナについてまわってるよね？ヒョンになんか言われた？｣

『いや最近って程でもないけど
呼び捨てにしろとは言われたよ』

｢他には？｣

『ん～、1回断ろうとしたら

ジフンはいいのに俺はなダメなの？って言われた』

｢ふ～ん…｣

ジフンはコーヒーを口に含みながら

再び回転椅子で回る

自分で聞いてきたくせに…