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文化祭も終わり、片付けに入り始めた
せっかく作ったのになんか悲しいねと話しながら作業を進めるクラスメイトを横目に私はボーッとしながらダンボールを潰していた
手は動いているが頭の中ではステージで見たジェノくんの笑顔が浮かんでは消えを繰り返していた
終わった後ヘチャンと会ったので良かったと感想を伝えておいたがジェノくんとは何故か目が合わせられなかった
ヘチャンもロンジュンも同じように目線をくれて笑顔も向けてくれたのにジェノくんだけが頭から離れていかない理由は知らないふりをして今はとにかく手を動かそうと気持ちを切り替えた
HC「A〜そんな辛気臭い顔してどーしたの 俺のダンスがかっこよすぎて浸ってたりして？」
『なわけないでしょ笑 もう終わっちゃったな〜と思って』
HC「そーゆーことね、なんかあまりに静かだったからさ、ちょっと心配したんだぞ？」
『そーだったの？笑 ありがとね』
自分が思っていたよりもずっとジェノくんにやられていたのだろうか
半年くらいしか一緒にいないのに私のことを結構理解しているヘチャンに感心しつつありがたいと思う
こんなに心を許せる友達がユナ以外にできたことにまずびっくりだし
もくもくと私の隣で作業しているヘチャンを見ながらそんなことを考えていると私の視線に気がついたのか首をかしげながらヘチャンがこちらを見てきたので
『私と友達になってくれてありがとね』
急なこのセリフに戸惑っているようだったが
HC「どーいたしましてー」
と微笑みながら返してくれた
なんか余裕にあふれた返事だな〜と思っていたらヘチャンの耳が赤くなっていてかっこつけたのかな、なんて思って笑ってしまった
なんで笑うの！？と言ってきたが何でもないと誤魔化しておいた
そのあとも私が思い出し笑いをするたびになんだよ、もう！といじけたように言うヘチャンはなぜかとてもかわいく見えた
片づけ終わりHRも終わったのでユナのクラスに向かった
ヘチャンとロンジュンはステージ発表の打ち上げをするんだ〜と話していたので教室でバイバイした
ユナのクラスはもう終わっていたみたいで教室を出るとA！と呼ばれた
おつかれ〜といいながらユナと昇降口に向かう
今日の感想を言いながらユナと歩いている間ジェノくんに会ったらどうしようなんて思っていたけどそんなことは起きなくてちょっと安心していた
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Ayu(プロフ) - ドリーさん» ご指摘ありがとうございます！初めてで勝手がわからなかったので助かります！ (1月12日 17時) (
レス) id: eb8118f231 (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - すみませんオリジナルフラグが付いてますよ‼️ (1月12日 17時) (レス) id: 64f588d139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ayu | 作成日時：2024年1月6日 5時
