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中間考査が終わると次は文化祭だ
私の学校は漫画とかドラマでよく見る文化祭！って感じではなく、クラスごとの研究発表会みたいな感じらしい
想像していた文化祭とは違って少し残念だったが、テーマに沿っていれば何を調べてもいいらしいので、それはそれで楽しみだった
それに、調理場ではお菓子を作って販売するらしい
部活で想像してた文化祭みたいなことができるだけで十分満足だった
文化祭の準備期間に入ると午後からずっと準備で授業はなかった
何について調べるかの話し合いだったり、作業する声が聞こえたりして、体育祭ぶりのイレギュラーな雰囲気に再び高揚感を覚えた
何かを作る作業は好きだからダンボールを使って発表の道具を作るのは楽しかった
何より好きなこと友達とおしゃべりしながらできるのが楽しかった
研究発表の内容も煮詰まってきてあとは道具を作るだけになった
教室にスペースがなくなったから、廊下で作業しよ〜と言うミナについて廊下に出る
廊下には思ってたよりたくさん人がいて、みんな考えることは同じなんだと思ったら少しおかしくて笑ってしまった
ミナと喋りながら作業してると自分の名前を呼ぶ声がして顔を上げる
そこにはもはや実在しないんじゃないかと思っていたジェノくんが立っていた
JN「学校で初めて顔合わせた気がするね笑」
なんて爽やかに笑う彼に心臓がキュッとなる
男子にこんな笑顔で話しかけられたら誰でもこうなるだろ！しかもイケメンだったら！と心の中で弁明し、
『確かに、ジェノくんと会わなすぎて実在してるのか疑問に思い始めてたよ笑』
JN「教室遠いとなかなか会う機会ないもんね」
『だね〜』
と当たり障りのない言葉を交わす
隣にいる友達がジェノくんの名前を呼んだのでそのまままたねと言ってジェノくんはいなくなった
お友達もイケメンだったので類は友を呼ぶとはこういうことか、と納得していた
隣にいたミナはジェノくんが話しかけてきたことにびっくりして目を見開いていた
MN「え、Aってジェノくんと仲良いの！？」
『ん〜、仲良いって言えるほどではないかな〜、たまにメッセージのやり取りはするけど...』
MN「ジェノくん女子と関わりほぼないって噂聞いたからびっくりした〜！ちょっとAに気が合ったりして笑」
『いやいや！ないない！あんなイケメンと私が！？絶対ないもん！』
MN「ふーん、そっか〜」
と意味深な笑みを浮かべるミナには釘を刺すようにもう一度否定しておいた
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Ayu(プロフ) - ドリーさん» ご指摘ありがとうございます！初めてで勝手がわからなかったので助かります！ (1月12日 17時) (
レス) id: eb8118f231 (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - すみませんオリジナルフラグが付いてますよ‼️ (1月12日 17時) (レス) id: 64f588d139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ayu | 作成日時：2024年1月6日 5時
