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クッキーを焼いた日の2日後、二学期が始まった
日持ちするように保存しておいたクッキーをラッピングして3人に渡す
ついでにユナにも帽子をあげると、すごく喜んでくれたから、編んでよかったと少しだけ作るきっかけになったジェノくんに感謝した
それからは特に変化もなく、またいつも通りの日常がやってきた
二学期は文化祭があるがその前に中間考査があるから浮ついた空気が流れているわけでもない
ジェノくんとはDMで少しだけ会話を交わすようになったが、面と向かって話すことはない、というか会うことがないので気にしないようにした
今回の中間考査は4人で集まって勉強する機会が多く、いつもよりも試験前が楽しかった
図書館に行ったり、ファミレスに行ったり、今までしたことのない過ごし方で、高校生って楽しい！なんて小学生みたいな感想を抱いていた
ファミレスは夏休みに一回行った、ジェノくんが見かけたと言っていたところだった
そんなことはないと思いつつ、ばったり遭遇してしまったら気まずいだろうなとハラハラしていたけれどそれは杞憂だったらしく試験が終わるまで一度も遭遇しなかった
ここまできたらほんとに存在する人物なのか疑問に思い始めたが、触らぬ神に祟りなしともいうし、知らぬが仏だし、と変にアクションを起こさず流れに身を任せることにした
試験終わったしどっか遊び行こ〜というヘチャンの提案に首を縦に振り、4人で校門を出る
手応えはあったので、今は好きなことをして開放感に浸りたい
土日にお菓子でも作ろうと心の中で決め、ちょうどいいので3人に何か作ってほしいものがないか聞いてみる
HC「カステラ食べたい〜！よくみるふわふわのやつ！」
YN「台湾カステラだっけ？あれ美味しそうだよね！」
『台湾カステラね、作ってみようかな〜」
RJ「それだったら俺シフォンケーキ食べたい」
YN「わぁ〜、それもありだぁ〜！」
『とりあえずふわふわした食感のもの作ってみるね笑』
YN「Aありがとう〜、楽しみにしてるね！♡」
HC「ほんといつもありがと〜、じゃあ、Aの分のお昼俺らで奢るよ」
RJ「ありだな、よし、A食べたいものなんでも言え！ヘチャンの奢りだ！」
HC「は！？俺だけかよ！俺ら3人でって意味だったんだけど！」
YN「言い出しっぺはヘチャンでしょ〜」
なんて戯れる3人が微笑ましくてつい笑ってしまった
ちなみにお昼はほんとにヘチャンが奢ってくれた
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Ayu(プロフ) - ドリーさん» ご指摘ありがとうございます！初めてで勝手がわからなかったので助かります！ (1月12日 17時) (
レス) id: eb8118f231 (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - すみませんオリジナルフラグが付いてますよ‼️ (1月12日 17時) (レス) id: 64f588d139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ayu | 作成日時：2024年1月6日 5時
